別冊フレンド2016年7月号のPとJK28話の感想です♪
28話はおそらくコミック8巻に収録。8巻の発売日は2016年10月ごろだと思います。
PとJK7巻28話のあらすじ【ネタバレ注意】
完歩大会
この日は完歩大会。カコがパンパンに詰まったリックを背負っているのを見て、三門があきれます。
「この重みは母の愛だから・・・」
どうやら山を心配した母に持たされたようです。
そのままスタートしますが、最初の休憩所に着いたころには、カコはヘロヘロになってしまいます。
「母の愛に押し潰されてんじゃん・・・」
その休憩所には大分先を行ってたはずのジローが寝っ転がっています。動くのが面倒になったと言ってゴロゴロしているジローですが・・・
「せんせー」
「1年の子が坂道転がり落ちたってー」
その誰かの声を聞いてガバッと立ち上がります。落ちたのは、やはり小野塚さん。ジローが駆け寄ります。
「今度はなんだよ~」
「イノシシにでも追いかけられたのか?」
「惜しいですね・・・」
「惜しいのかよ・・・」
結局、小野塚さんはここでリタイア。カコも同じくリタイアすることになり、三門とジローは二人で歩いていきます。
ジローと三門
「一緒に歩きたいならスタート前に誘えばいいものを小賢しい手を・・・」
「このドヘタレ野郎」
ジローが小野塚さんを待っていたのは、三門にはバレバレのようです。
「ほんっと呆れるわ」
「さっさと言やいいのに」
「イライラする」
(さっさと終わってほしいのに)
寂しそうな背中を見せながら、先を歩いていく三門。
「いや!オレだってさ!ちょっとずつ勇気メーターたまってきてんだよこれでも!」
と、反論しようするジローに、あとどれくらいでそれは貯まるのか訊きますが・・・
「・・・あとちょっと・・・」
やはり煮え切らないジローに、パアアアアンとビンタを食らわせます。
「半永久的に同じこと言ってろ」
再び先を歩いて行く三門。
「・・・あたしはもうじゅうぶん背中押したじゃん」
「・・・もう疲れた」
三門の言葉にジローはハッとした表情に。
「決められんのはあんただけなんだから」
「この状況を終わらせるか」
「続けるか・・・」
告白
「・・・うん」
「そうだな」
「終わらせるよ」
真剣な表情で少し考えんだ後、これから告白することを宣言するジロー。そして、背中を押してくれた三門にお礼を言おうとしますが・・・
なんと三門の目から涙が溢れています。なぜ、三門が泣いているのか混乱するジロー。
「えっえっ?えっ!?」
三門も、自分でも気づかないうちに泣いていることに気づき、狼狽します。
山のせいでちょっとおかしくなったということで誤魔化すと、ジローがここでリタイアするよう勧めます。
自分も付き合うといい出すジロー。
「・・・だめ」
「・・・せっかく勇気出たんだから」
「あたしなっか置いて」
「さっさと行けよチビ!!」
三門はそう言ってジローを突き放しますが・・・
「嫌だよチビ」
「オレの方がちょっとでけーもん」
ジローがニコッと笑います。泣いている人を置いてはいけないというジロー。
「なんたって俺ヒーローだから!」
冗談っぽく言うジローの顔を見て、三門はこれまでのジローとの思い出が蘇ってきます。
「・・・すき」
思わず本音が溢れてしまう三門。
(しまった)
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