別冊フレンド2017年12月号のPと41話のあらすじです♪
41話はおそらくコミックJK11巻に収録されると思います。
PとJKJK11巻41話のあらすじ【ネタバレ注意】
大神と唯
一緒に暮らし始め、同じような境遇だったこともあってか、徐々に本当の兄妹のように距離が縮まってくる大神と唯。
そんなある日、母の元カレに殴られてできた大神の背中の傷を、唯が心配そうに見つめます。
「人の体ジロジロ見てんじゃねーよ」
「つか」
「おまえだって似たようなもんだろ」
「・・・唯は殴られてないし」
「パパのこと嫌いだから」
「唯は大人になったらすぐ逃げられる」
「でも平ちゃんはママが好きだからきっと逃げられないでしょ」
唯は心外そうに答えます。
それからしばらくしたある日。大神は新しい父が嫌がる唯に何かを強要しようとしているところに出くわします。
唯を助けるため、父を殴りつける大神。その場はそれで収まったものの、数日後、大神は父が頼んだチンピラ達にボロボロになるまで痛めつけられます。
いつもクズみたいな男に引っかかってばかりの母に、ほとほと嫌気がさす大神。帰って母を散々罵ると、家を飛び出します。
しかし、そんな大神を唯が必死に追いかけてきます。
「平ちゃん」
「平ちゃん待って」
「出ていかないで・・・」
すがるような目をする唯を見て、大神は唯を連れていくことにします。
家出
電車やバスを乗り継ぎ、死んだおばあちゃんがやっていたスナックを目指すことにする大神。
すぐにお金は尽きますが、カツアゲなどをして、必死に食いつなぎます。
(俺ががんばんねーと)
(俺が見せてたら)
(こいつは終わりだ)
強がって家を出たものの、大神はこれからの生活に不安が募ってきます。
数日して、ようやくおばあちゃんのお店にたどり着こうとしたその時、走ってきた車から母が飛び出てきます。
「平ちゃん!!」
「なんでこんなとこいんのバカ!!」
「心配したんだら!!」
「ずっと探してたんだから!!」
母は、泣きながら大神に抱きつきます。
唯は、母に抱きつかれた大神を不安そうに見つめ、ギュッとその手を握りしめます。
(俺が見捨てたら)
(こいつは)
大神はそっと唯の手を解くと、母を抱き返します。
「・・・ごめん」
「母ちゃん・・・」
目から涙が溢れてくる大神。そんな大神を、唯は軽蔑するかのような目で見つめます。
「やっぱり」
「そうだったね・・・」
「・・・卑怯者だね」
「お兄ちゃん」
カコ達
大神の過去を語り終えたジロー。しかし、父が唯に何の目的で近づいているのかは、大神やジローですら知らなようです。
「カコ満足した?」
「で?これからどーすんの?」
「もう首突っ込むのやめたほうがいいと思うけどー?」
ジローは、興味本位でズケズケと大神の悩みに踏み込もうとするカコを責めるかのように、問いかけます。
その言い方に、カコはイラッときてしまいます。
「わたし!」
「クビつっこむのやめないから!!」
「仙道さんと分かり合えるまでとことん行くって決めたの!」
「わたしが!決めたの!!」
「分かり合う前にやべー父親なんかにとられてたまるか!!」
「絶対守る!!」
バンっと机を叩き、そう宣言するカコ。そんなカコに、ジローはどこか嬉しそうに微笑みます。
「わかった」
「よし!じゃー一緒に戦うべ!!」
「ばっちこーい!!」
PとJKJK11巻41話の感想【ネタバレ注意】
今回の、平ちゃんの過去が明らかになりましたね。あまりにヘビーすぎて、平ちゃんの心境を想像するとゲッソリなりそうです(-_-;)
唯は平ちゃんのことを大好きな感じなのに、なぜたまに軽蔑するような目で見るのか不思議でしたけど、それも理由が分かりました。確かに、平ちゃんの行為は卑怯と言えば卑怯だったかもしれないですけど、それはしょうがないんじゃないかなあ。
自分だけならまだどうにかなるかもしれませんけど、小学生は自分以外の誰かまで背負って生きていくなんて重圧にはとても耐えれないでしょう。クジな男に引っかかってばかりのお母さんですけど、そんなお母さんでも自分を見つけてくれた解きは、重圧から解放されてつい涙が出たんでしょうね。
カコ達はクズいお父さんから唯を守ることにしたみたいですけど、それは功太くんに任せたらいいのに(笑)返って、問題がこじれそうな気がします。
まあ、でもそういうところがカコのいいところでもあるので、功太くんにはうまくカコ達をフォローしてあげて欲しいなと思います♪
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