別冊フレンド2018年3月号のPと43話のあらすじです♪
43話はおそらくコミック12巻に収録されると思います。
PとJK12巻43話のあらすじ【ネタバレ注意】
学校
朝、三門がカコ達を迎えに来ます。
「カコ」
「唯Pおはよー!」
「迎えに来たよー」
この日はなんと三門のお姉さんの車の送迎付き。唯は恐縮しつつも、好意に甘えます。
そして、放課後はジローがやって来ます。
「唯ちゃんかーえろー」
「今日はオレ達が送っていくよー」
翌日からも、誰かしら一緒に登下校に付き添う日々が続きます。
しばらくした日の放課後。
「本谷の家どうだ?」
唯は、大神から届いたLINEをジッと見つめています。
そこへ、カコと三門がやってきます。カコ達は帰る前に、トイレに行きたくなり、唯も誘います。
「行くよ唯P!」
カコが唯の手を引っ張りますが、唯は咄嗟にその手を振り払ってしまいます。
「あたしは」
「いいから・・・」
唯はうつむきながら、なぜか悲しそうにつぶやきます。
夜
この日は、嫌がる唯を強引に誘って、ジローの家で5人で鍋パをすることに。
鍋の準備からデザートまで、何でも手際よくこなす大神を見て、感心するカコ。
「大神さんって昔から料理好きだったの?」
「・・・好きなわけないじゃん」
「・・・イヤでも自分でやるしかなかったの」
カコの問いに、唯が悲しそうに答えます。
鍋パが終わり、おしゃべりを始めるカコ達。修学旅行の写真を懐かしそうに見ながら、今度はみんなで遊園地へ行くことになります。
もちろん唯も誘いますが、唯は拒否。それでも、強引に誘おうとすると・・・
「嫌なの!!」
「・・・いらないからそういうの」
「あんたらだけで勝手にやってよ」
「あたしは行かない!」
辛辣な唯の言葉に、カコ達はそれ以上もう何も言えなくなってしまいますが・・・
「ダメだ」
「お前も一緒に連れてく」
「約束するよ」
「今度こそ」
大神はそう言って、唯の顔をジッと見つめます。
「よーし・・・」
「んじゃ指切りげんまんすっかー」
気まずい雰囲気から一転、ジローがみんなで指切りを提案。カコ達は数珠つなぎで小指を繋いでいきます。
唯はあまりにガキっぽすぎて嫌がりますが・・・
「唯」
大神が小指を差し出すと、恥ずかしそうに指を絡めます。
帰り
時間も遅くなり帰る時間に。功太がカコ達を迎えに来ますが、カコはトイレに行き、唯は1人で玄関へ。
唯は功太の顔を不審そうに睨みつけます。
「なんでこんなことしてんの?」
「平ちゃんの妹ってだけで周りの反応がこんなに違う」
「あたしは同じなのにみんなバカみたい」
シラけたような態度で、そうつぶやきますが・・・
「そのバカみたいなもんはな」
「あいつが人と関わって気づいた『信頼』ってやつだ」
「・・・あいつは今 本当にがんばってるよ」
「一生懸命陣そうを作り直してる」
「その中にきっとキミの存在も入ってるんだ」
功太の言葉を聞き、唯は大神を支えてくれるたくさんの人の姿を思い浮かべます。
そのまま、ジッと何かを考え込む唯。
「あたし」
「なにを返せばいんだろ・・・」
考えていたことを思わず口に出してしまい、唯はハッとします。
「何もいらない」
「たぶんな」
「・・・それじゃ困る」
功太の返事に、唯は悲しそうにうつむきます。
カコと唯
功太に送られ、帰ってきたカコ達。カコは鍋パのことを楽しそうに振り返ります。
「いい顔してたよ?」
「唯P」
カコはそう言って、スマホをずいっと唯に差し出します。
そこには、恥ずかしそうに大神と指切りする唯の写真が。
「・・・こんなもんいつの間に撮ったわけ」
「趣味悪い」
またも毒を吐く唯に、カコはLINEでその写真を送ろうとしますが、唯はそれを拒否します。
「いいの」
「・・・いらない」
唯は強引に話を打ち切り布団の中へ。
夜中、大神のLINEにメッセージが届きます。
「本谷の家どうだ?」
「けっこう楽しかった」
LINEには、この前 唯に送ったメッセージの答えが。しかし、「4:38」という時間を見て、大神はハッとします。
そして、すぐに唯に電話をしますが、プツッと着信拒否されてしまいます。
その頃、唯は雪の積もった薄暗い道をどこかへ向かって歩いて行きます。
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