別冊マーガレット2015年11月号のReReハロ32話のあらすじです♪
32話はおそらくコミック9巻に収録。
9巻の発売日は2016年2月ごろだと思います。
ReReハロ9巻32話のあらすじ【ネタバレ注意】
湊の部屋
いつも散らかし放題の湊。エツコに注意され、めずらしく片付けをしていると、引き出しから香水の瓶が出てきます。これは母が新婚旅行で父から贈られたもの。
「なんで」
「こんなところに・・・」
その夜、湊の夢の中で母との思い出が蘇ってきます。
いつも自分のことを邪魔くさそうに扱っていた母。ある日湊はドアの裏から、母がエツコに湊のことを話しているのを耳にします。
「私 もともと子供嫌いなのよね」
「欲しくなかったけどこの家のために仕方なく産んだの」
「それだけでも感謝してほしいわ」
翌日
昨日、母の夢でうなされてよく眠れなかった湊。しかし、この日はリリコと一緒にバイトが入っています。
依頼人は若い女性。今日と明日2日に分けて部屋の模様替えを手伝うことに。
依頼人の部屋を一緒に訪れるリリコと湊。するとイケメンの湊を見た依頼人は、露骨にベタベタしてきます。
バイトを終えて、リリコはそのまま夕食を作りに湊の部屋へ。食事の準備をしながら、今日の依頼人の態度に愚痴をこぼしますが、イマイチ湊の反応がよくありません。
ボーッとして疲れているような感じの湊。リリコは食事ができるまで湊をベッドに休ませます。
グッタリとベッドで寝込む湊の夢に、また母との思い出が蘇ってきます。
湊が中学生(?)になったころ、ガンを宣告された母。看病する湊へ父が浮気をしていると、恨み言を聞かせます。
「私がこんな辛い目にあったるのに・・・」
「許せない」
「湊はママの味方よね」
「湊だけはママを裏切らないで」
(やめろ)
(今さら母親面するな)
(やめろ)
湊の部屋
食事の準備ができ湊を起こしにきたリリコ。するとベッドの側に、きれいな香水の瓶がおいてあるのを見つけます。手にとって眺めているリリコでしたが、湊が夢にうなされ暴れた拍子に、手の中の瓶が欠けてしまいます。
目を覚ました湊に瓶を割ってしまったことを必至に謝るリリコ。湊はもともと欠けていて要らないものだと言いますが、リリコにはとてもどうでもいいものには見えません。リリコが何度も謝っていると・・・
「いいんだって!」
イキナリ叫ぶと、リリコの手から瓶を取り、外へ捨てに行ってしまいます。瓶を捨てて戻ってきた湊は、オロオロしているリリコに、ニッコリ微笑みます。
「言ったじゃん割れてたんだって」
「捨てるつもりだったんだよ」
「ホント気にしなくていいーから」
その後、湊はいつもと変わらぬ様子。仕事を終えたリリコは家へ帰っていきますが、その前にゴミの集積所からさっきの瓶を持って帰ります。
(あんな顔)
(どうでもいい物だったら)
(きっとしない)
(捨てたらダメだ)
バイト
翌日、依頼人の要望でひとりでバイトにやってきた湊。しかし、依頼人の女性から母と同じ香水の匂いが漂ってきます。湊の顔は真っ青に。そして、イキナリ走りだしていきます。
湊が向かった先はゴミの集積所。しかし、昨日出した瓶はもう見当たりません。茫然となる湊。
「裏切らないで」
「湊だけは絶対ママを裏切らないで」
母の言葉が湊の胸に呪いのように鳴り響きます。
依頼人から連絡を受け、湊の変わりに依頼を済ませたリリコ。そして、湊へ連絡し湊がいる場所へ駆けつけます。
そして、昨日ゴミの収集所から拾ってきた瓶を取り出し、また割ってしまったことを謝るリリコ。その瓶に手をやった湊は・・・
「もうとっくに・・・捨てられてると思った」
「戻らないと思った」
震える手と震える声でそうつぶやく湊を見て、リリコはやはりこれは大切なものだったのだと感じます。
湊は少し落ち着くとリリコへ瓶や母のことを語り始めます。
「嫌いだったんだよ」
「捨てればもう思い出さずに済むと思ったんだ」
「スッキリするだろうって」
「逆だったみたいだけどな」
「捨てたら呪われるトコだった」
そう言って笑う湊。
その後、一緒に夕食の買い出しへ。無理している風でもなく、ホントに元気になった様子の湊を見てリリコはホッとします。
湊のマンションへ帰ってきた二人。すると、入り口の前の女性が立っています。その女性を見た湊の顔が真っ青に。
(香水瓶を見た時と)
(同じ反応・・・?)
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