花とゆめ2018年2号のそれでも世界は美しい104話のあらすじと感想です♪
104話はおそらくコミック19巻に収録されると思います。
それでも世界は美しい19巻104話のあらすじ【ネタバレ注意】
リビの幼少時代
リビがまだ6歳だったころ。この日、大王の狩りの出迎えから戻ってきたリビを、シーラが出迎えます。
「ああ良かった」
「どこも何ともないな」
リビの身体に何の異常もないのを見て、ホッと一安心するシーラ。
この頃すでに頭角を現し大王のお気に入りになっていたリビは、他の王妃達から疎まれ、暗殺者がやってくることもしばしば。
「大丈夫だよシーラ」
「何か起こらないように俺も見てるし」
「あの子ら口汚く罵ってきたりするけど」
「命に関わることはしないから・・・」
そこへバルドウィンがやって来てます。すると、リビの顔色が代わり、バルドウィンをシーラのいないところへ引っ張っていきます。
「シーラがいる所で心配させるようなこと言うな」
「だったら心配されるようなことをまずするなよ」
2人はギロリと見つめ合い、互いを罵ります。
ある日
それからしばらくして、側室であるシーラの子のリビにも王位継承権が与えられることに。大王はリビに王位を継がせたいようです。その知らせを聞いて、大国王妃アントニアは歯噛みします。
アントニアには疎まれていたものの、その子である第2王子オリビアには懐かれていたリビ。この日、オリビアの趣味である植物採集を手伝ったリビは、そのついでにアントニアの私邸に行ってみることにします。
(俺だけじゃ敷地にも入れないが)
(こいつと一緒なら)
(何かアントニアの弱みが握れるかもしれない)
オリビアを私邸まで送って別れると、リビは敷地内へと忍び込みます。勝手口のようなものを発見し、そこから中へ入ると、地下室へと続いています。その地下室の地面には、地下水道へと続く穴が。
リビが何気なく、その穴を覗き込んでいると・・・
ドン
リビは誰かに背中を押され、地下水道へと落下します。
リビが水の中から上を見上げると、そこには不気味に笑うアントニアの姿が。
「まさか」
「こんな幸運がやってくるなんて」
「そこはねこの天窓以外出入りすることは出来ないのよ」
「おまけにここは私の私有地」
「何の証拠も残さずお前を消すことができる」
アントニアは穴に鉄格子をハメると、嬉しそうに去っていきます。
リビ
そのまま夜になり、地下で震えているリビ。
(寒い・・・)
(空腹で目も回ってきた)
(ダメだこんな状態で気を失ったら・・・)
(俺が死んだらシーラは誰が・・・)
翌日、リビはなぜか温かいベッドの上で目を覚まします。
リビが気を失っている間に、誰かが救い出してくれたようです。
「起きたんだね」
「よかった」
「リヴィウス」
「やっと会えたね」
そう言って、少年が歩みよりリビに声をかけます。少年の顔はリビにそっくり。
その顔を見て、リビは少年の背景を察します。
それでも世界は美しい19巻104話の感想【ネタバレ注意】
今回は前回からの流れで、リビが幼いころのお話でした~
このころからリビは天才で、すごいシッカリしてたんですね。まあ、知ってたけど改めてビックリ(笑)
それに、シーラのことが大好きで、自分が守ってやるという気持ちがすごい伝わってきました。母子というより、恋人みたい(笑)
あと、アルっぽい少年が出てきて、早くも話が核心に迫ってきた気がします。リビがアルと再会した時、何故あんなにあmで憎しみ深い顔をしていたのか、分かるかもしれません。今回の話を見た感じでは、すごく優しそうな少年なんだけどなあ。
アルやシーラといったこれまでよく分からなかった人物が登場したり、若いころのリビやバルドウィンが出てきたり(今とあんまり変わらないけど・・・)、チョットいつもと違う感じで、また次回もすごい楽しみです♪
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