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それでも世界は美しい20巻112話のネタバレ感想

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花とゆめ2018年13号のそれでも世界は美しい112話のあらすじと感想です♪

112話はおそらくコミック20巻に収録されると思います。

それでも世界は美しい20巻112話のあらすじ【ネタバレ注意】

ニケ

地下水脈に流されていくニケ達。しかし、すぐに舟がバラバラになり、そのまま水にのまれてしまいます。

翌日、ニケはどこかの家のベッドで犬に顔を舐められ、目を覚まします。

「リュカ・・・?」

その犬は、ウルスラ姫が連れていたリュカ。

さらに寝室へ見知らぬおばあさんが入ってきます。ニケ達が浜辺へ打ち上げられていたのを、このおばあさんが助けてくれたようです。

「リュカがこんなになついてるなんて」
「大国ではアンタに相当世話になったんだね」
「ニケ姫」

あまり顔を知られていない自分のことを、おばあさんが知っているのが分かり、警戒し始めるニケ。

すると、そこへ先に目覚めていたガルタがやって来ます。2人はリビの寝ている部屋へ。

ニケとガルタは何の問題もないようですが、冷たい水にさらされたせいで、リビは高熱にうなされているようです。

「早く助けにいかないと・・・」
「ニールが・・・」

そう言って起き上がろうとするものの、すぐにゴホゴホと咳き込むリビ。ニケは、得体の知れないおばあさんのことが不安になるものの、リビが快復するまで、ここでお世話になることにします。

おばあさんから、家の外の井戸やマキのところへ案内されるニケとガルタ。この家は市街地のど真ん中にあるらしく、外へ出るとたくさんの人の目があります。

「あまり目立ちたくないんだが・・・」
「陛下は的が多いし私達は追われてる身だしな・・・」
「カラオス会だって潜んでるやもしれないし・・・」

ガルタが心配していると・・・

「ああそれは心配いらないよ」
「私の組織だからね」

「「は・・・?」」

おばあさんの言葉に、二人は目を丸くします。

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おばあさんの家

ニケ達は再び家へ入って、話をすることに。おばあさんにニケ達を害する気は全くないようです。

カラオス会について説明するおばあさん。もともとカラオス会はおばあさんの旦那さんが作ったもの。

カラオスは「太陽王”から”世界”を”取り戻”す”会」の略とのこと。とはいえ、大王に恨みを持つものの集まりというだけで、本当に大国に対抗できるようなものではないようです。

氷の国は今、王家を滅ぼされて恨んでいるものや、国が亡くなって嘆いているもの、新しい体制を作ろうとするものなど混乱状態だというおばあさん。

そして、おばあさんは、ひと月ほど前に急進派であるウルスラがリュカを預けに来た時のことを話し始めます。ウルスラは極度の疲れのせいでで、すっかり顔つきが変わってしまっています。

「夢の中で死んだ人が出てきて」
「苦しみを訴えるんだそうだ」
「早く恨みを晴らしてくれと」
「早くあいつを地獄に落としてくれって」

その時、ドタンッという音が。

「リビ!?」

リビもドアの向こうで、おばあさんの話を聞いていたようです。

「消えて!?」
「消えてなかった・・・」

床にへたり込み、真っ青な顔でつぶやくリビ。

「ニケ俺はアントニアを殺した時」
「憎み憎まれあう繰り返しが」
「その苦しみが終わったと思ってた」

しかし、あの時のリビと同じ渦に今はウルスラが飲み込まれ、また別のものを巻き込もうとしています。

「ニケなんでだ」
「俺はウルスラのことなんか毛ほども思っちゃいない」
「だけどあいつがこのまま」
「また誰かに同じことをするのを見るのは」
「耐えきれない」

リビは、自分が今どういう気持でいるのかうまく言葉が出てきません。

なんとなく感じるのは、オルビアが死んだ時のような自分ではどうしようもできない虚無感。そして、この世を動かす因果に対する失望と怒り。

さらに、圧倒的な感情がリビの中から湧き上がってきます。

「悲しくて」
「たまらないんだ」

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リビとおばあさん

この湧き上がる勘定が悲しみだと気づくと、リビの目からボロボロと涙が溢れてきます。

「あいつも俺の」
「その立場でその時を迎えただけだった」
「俺に喜びや迷いがあったように」
「あいつも1人の人としての想いがあった」

リビは昔ニールが自分を見て、今の自分と同じように泣いていたことを思い出します。

(あの時のニールは)
(こんな)
(やりきれない想いだったんだろうか・・・)

そんなリビの前に、スッとおばあさんがひざまずきます。

「それならアンタは」
「ウルスラ姫を止めなきゃいけない」
「あの子を奈落へ落としたのがアンタなら」
「救えるのもアンタだけだ」
「どこから始まったかも分からないこの憎しみの連鎖を」
「断ち切れるのもアンタだけだ」

リビの胸に、手を伸ばすおばあさん。

「今アンタの仲にあるのと同じ感情と」
「それを共有できるのは世界でウルスラ姫だけだ」
「そしてそれが本当の意味で」
「アンタを救うことになるんだよ」