花とゆめ2016年3号のそれでも世界は美しい69話のあらすじと感想です♪
69話はおそらくコミック12巻に収録。
13巻の発売日は2016年5月ごろだと思います。
それでも世界は美しい13巻69話のあらすじ【ネタバレ注意】
帰還
太陽王が絶世の美女を側室に迎えるということで、国民たちが沸き立ちます。その様子を苦々しく見つめる神官たち。
(ああして一大行事にする事で市民を巻き込み既成事実化に成功している)
(ここまで整えられたらこの空気には逆らえない)
(あれは本当に12の子供か)
リビとカッサンドラの一行を城で出迎える忠臣たち。ニールはリビの無事な帰還を、涙を流して喜びます。しかし、そこへやって来た神官たちが難癖をつけます。
「あなたは自分の立場をわかっておられるのか!?」
「王とは即ち太陽神と等しき存在」
「その婚姻には我らの許可が・・・」
「カッサンドラは側室だ」
大神官の言葉を遮るリビ。
「間違えるなよ」
「お前らの許可がいるのは王妃だ」
「対して側室は王の一存で迎えることができる」
「出自身分関係なくな」
「これは俺が決めた」
「俺の側室だ」
「お前ら神官共の出る幕じゃねぇ」
これは大王がいつも言っていた言葉。神官たちは反発を覚えますが、何も言い返すことができません。
ニケの部屋へ
神官たちを黙らせ、リビは急いでニケの部屋へ。
そのリビに伴するバルドウィンは、さきほどのリビの態度に感心しています。これまで、父の存在なでなかったかのように黙殺してきたリビ。
「それなのに今は父親の存在を普通に受け止めている」
「その上その大王を逆手にとって神官たちを黙らせた」
「なんか」
「でかくなったよなあって・・・」
「思ってね・・・」
一方、一足早くニケの部屋へやってきたカッサンドラ。ニケにはカラずっとついていましたが、もうカラも術がほとんど効かなくなってきており、ひどく苦しんでいます。
カッサンドラはニケの体に手際よく針を打ち、あっという間に発作を止めてみせますが・・・
「さてこの状態が維持できるのはせいぜい二刻」
「次の発作がきたら覚悟して頂戴」
「その間に試せる薬は3つ」
投薬
用意した薬を投与し始めるカッサンドラ。一つ目は効果なし。二つ目は・・・これも効果なし。
いよいよニケの死を現実のものとして感じ始めるリビ。もし、ニケが助からなければ、自分も後を追おうとさえ思います。
(イヤだ)
(一緒に生きていくって決めたんだ)
(ニケが死ぬのも俺が死ぬのもごめんだ)
いよいよ3つ目。リビは最後の薬は自分に投与させてくれるよう頼みます。
薬を受け取ると自分の口に含み、ニケへ口移しで薬を飲ませるリビ。そして、全身全霊で祈ります。
(俺からニケを奪わないでくれ)
(俺にニケを返してくれ)
(こんなにも大事なものを)
(これからも抱えて生きていく事を許してもらえるなら)
(それ以上何もいらないから)
(どうか・・・)
(こたえて)
すると、それまで昏睡していたニケの瞳がうっすらと開きます。
それでも世界は美しい13巻69話の感想【ネタバレ注意】
ニケが意識を取り戻してよかったー\(^o^)/
まあ、まだハッキリとは分かりませんが、多分もうこれで大丈夫でしょう。けっこう長かったリビの旅もこれで終わり、また城での生活が始まるんでしょうかね。
でも、カッサンドラはどうするんだろう(笑) 国民にもお披露目してしまいましたし、簡単に森へ戻るわけにはいかないような・・・ このまま王城で暮らすのかなあ。
あと、神官庁の人たちも相変わらずうるさそうですね。確かニケはまだ婚約中で、その婚約もいつ取り消されるか分からない状態なんですよね。そろそろ神官たちとの決着をつけて、正式に結婚するのかなあ。
次からの新しい展開がどうなるのか楽しみに待ちたいと思います♪
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