双星の陰陽師SQ2016年3月号双星の陰陽師28話のあらすじと感想です♪
28話はおそらくコミック8巻に収録。
8巻の発売日は2016年4月4日です。
双星の陰陽師8巻28話のあらすじ【ネタバレ注意】
vs聖丸
ふたりがかりで聖丸に攻撃をしかけるろくろと士門。しかし、ろくろの快心の一撃すら、聖丸は避けるどころか弾き飛ばしてしまいます。
(これほどの力があっても)
(まだ四番目なのかよ!!)
ろくろは、ここに来る前に士門から注意されたことを思い出します。
二年前に、ろくろと紅緒は婆娑羅と戦ったことがあるものの、あれは11人いるうちの最下位。生きた年月で力を増す婆娑羅。ろくろ達が戦った神威は、まだ生まれて十年足らずなのに対し、九位以上は優に100年を超えます。
ろくろは、油断すれば一瞬で死に至ることをキツく言い聞かせられます。
一旦、物陰に身を隠すろくろ達。しかし、紅緒が氷鉋の方へ向かって、もう10分以上が経ち、ジリジリと焦りが生まれてきます。
慌てて飛び出して行こうとするろくろを呼び止め、士門が何か策を伝えます。
「不本意だが・・・オレの嫌いな」
「”賭け”という手段を取る・・・!!」
「これがオレの切り札だ!」
再び対峙
「わりぃわりぃお待たせ~!」
「続きやるかい!」
おどけた態度で、ひとり聖丸の前に姿を現すろくろ。そして、聖丸を挑発し、注意を自分に引き付けます。
ろくろは聖丸を挑発しながらも防御に専念。そんなろくろの態度に、聖丸が段々と苛立ってきます。
ろくろと同じように穢れを全て祓うと言っていた陰陽師は、今までいくらでもいたという聖丸。しかし、いつまで経ってもそれは叶ぬまま。
聖丸は、ろくろにも早く諦めるよう伝えますが・・・
「オレと同じセリフ言ってた人が他にもいっぱいいたって?」
「それってつまり千年以上ず~~~っと」
「ケガレ滅ぼすのを諦めさせられてないってことだろ?」
「結局お前らには」
「人間の心を挫く力なんてないってことじゃねえか!!」
渾身の力で頭突きを食らわせるろくろ。
「朱染雀羽」
「纏神呪!!」
そこへ飛び出てきた士門が、聖丸をボコボコに殴り倒します。十二天将の力そのものを身に纏う奥義「纏神呪」を発動させた士門。力は数十倍になるものの、発動時間は5分以下、さらに一度使うと数時間戦闘不能となります。
「ここから先は一言一言よく考えて喋れ聖丸・・・!」
「何がお前の最後の言葉になるかわからないからな!!」
繭良vs氷鉋
「もう絶対退かないっ!」
「あなた達を祓って皆で現へ帰る!!」
再び氷鉋に立ち向かう繭良。白虎の力のおかげで急激に力が増し、氷鉋と互角に渡り合います。
しかし、単純な力は互角でも、体力がついていかない繭良は、ジリジリと氷鉋の追いつめられていってしまいます。
「あと少し十二天将として覚醒するのが早ければ」
「今と違った結果を得られたかもな」
体力の限界を迎えた繭良。ついに、氷鉋からボコボコにやられてしまいます。それでもフラフラと立ち上がるものの、ついに呪詛も維持できなくなってしまいます。
小夜と紅緒
繭良の結界の中から、戦いを見つめていた小夜。しかし、繭良の体力の限界とともに、すう~と結界が消えていきます。
泣きながら、気を失っている紅緒のもとへ向かう小夜。
「紅っ!!」
「目を覚まして!!」
必至に紅緒の目を覚まそうとしますが、紅緒は全く反応がありません。見極めの儀でろくろが見せた高次の力を思い出す小夜。
「ごめんさない・・・紅」
双星の陰陽師である紅緒にも同じ力が備わっていることを期待し、何か術を唱え始めます。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
苦しそうな呻き声をあげる紅緒。そして、禍野の瘴気が紅緒の体へと集まっていきます。
「久しいなぁ葛の葉ぁ」
「まさかうぬの方からわしを呼ぶとはのおぉ」
紅緒を取り巻く黒い影の中から、何者かが小夜へ語りかけます。
その様子を呆然と見つめる繭良。
「嘘・・・だよね・・・」
「ねぇ・・・」
「化野さん」
コメント
この話になるまでに伏線を
幾つも張ってましたからね
新規の人は解るかな?
神威が11位ということは
紅緒の兄はもちっと弱いんだな
小夜が紅緒から引き出したのは
安倍晴明のライバルと言われた
あの人なのかな?
名無さん、コメントありがとうございます。
安倍晴明のライバルとというと蘆屋道満ですかねえ。
小夜が呼び出したのは何となく悪役キャラっぽい感じだったので、そうかもしれないですね。
よろしくお願いします