双星の陰陽師SQ2016年5月号双星の陰陽師31話のあらすじと感想です♪
31話はおそらくコミック9巻に収録。9巻の発売日は2016年8月ごろだと思います。
双星の陰陽師9巻31話のあらすじ【ネタバレ注意】
ろくろ
「い・・・」
「いけるのか・・・焔魔堂」
「ああ!」
「あとは任せてくれ!!」
「今体が超軽いか・・・」
と、胸を叩いた瞬間、ぶしゅうっと血が吹き出すろくろ。しかし、そんなことには構わず、パワーアップした聖丸に立ち向かいます。
聖丸の遠距離攻撃を警戒し、懐に入ってひたすら連打。しかし、聖丸から1発反撃を喰らうと、吹き飛んでしまいます。
「てめえの呪力じゃ何発打とうが俺は祓えねぇ」
「だが」
「てめえは俺のたった一発でそのザマだ」
勝ち誇る聖丸でしたが・・・
「『たった一発でそのザマ』って・・・」
「どのザマ?」
血まみれになりながらも、ろくろが立ち上がります。
「言っとくけど」
「俺だってまだ全っっっっ然本気出してないからねっ・・・!!」
現(うつつ)
「清弦さんこれを」
「俺らぁ掃除に回るんで」
「そっちお願いしちゃっていいスかあ?」
そう言って、清弦に札を渡す水度坂。その札を見て、清弦の顔色が変わります。
「・・・随分」
「周到だなぁ~~~」
「指示は全部有馬さんスよお」
術を使いケガレを祓っていく水度坂と雲林院。みるみるケガレの数が減っていきます。
その時、清弦が持つ札が光り出します。
(きたかーーーー!!)
水度坂たちに指示されていた各支部の陰陽師たちが、指定ポイントに辿り着き一斉に術を始めます。
「百禍追葬」
清弦が術を唱えると、各ポイントを結んだ五芒星の光が浮かび上がります。これで、結界の再強化が完了します。
禍野
どうにか致命傷を避けながら、聖丸と殴りあうろくろ。
「学習能力ゼロかてめぇは!!」
「死ぬのが少しも怖くねぇのかよ・・・」
「怖ぇよ怖ぇに決まってるだろっ・・・」
「でも俺にとっちゃ死よりも・・・」
「死ぬことなんかよりずっと」
「紅緒が怒った時の方が百倍怖いっつうの!!!!」
ろくろが思いっ切り聖丸を殴り飛ばします。
そんなろくろの様子を離れたところから見つめている繭良と有馬。
このままでは、ろくろが死んでしまうのは時間の問題。繭良は有馬にろくろを助けてくれるようお願いしますが・・・
「仮に死んだ時は」
「それは彼が結局すこまでの器だったというだけだよ」
「残念がだ次の双星が現れるのを待つしかないね」
冷たく言い放つ有馬。そんな有馬の態度に、これ以上ろくろと紅緒を何を背負せるつもりかと、繭良が怒りだします。
「僕が求めているのはね」
「単に運命を背負った者ではないんだよ」
「求めるべくは」
「自らの手で運命を切り開く者だ」
ろくろvs聖丸
「いくぞおおおおお聖丸ぅぅぅ!!」
「勝負だあああああああっ!!!!」
一瞬、聖丸が効いているのを見て、鎧包業羅を解除するろくろ。全ての呪力を攻撃につぎ込み、一気に聖丸に叩きつけます。
(止まんな・・・)
(止めんなっ)
(持ってる呪力全て叩きこめ!!!)
聖丸に攻撃を機会を与えず、殴り続けるろくろ。しかし、呪力よりも先に体力を底をつきかけます。
「こんな所で死ねる・・・か!」
「待ってる女が・・・いるんだっ!!」
最後の力を振り絞って聖丸を殴るものの、それはポコンと力のない一発。
「俺の・・・」
「勝ちだっ・・・」
ニヤリと笑う聖丸。
「俺たちの」
「勝ちだぜ・・・」
「遅ぇよ・・・」
「紅緒」
なんとそこに紅緒が現れ、ろくろが差し出した手を握りしめます。
レゾナンスの力で、豪快な一撃が聖丸を吹き飛ばします。
「君の声が聞こえた・・・の」
「死ぬ・・・よりも怒った私の方が怖いと・・・」
「言っていた様に聞こえたのだけ・・・ど!?」
双星の陰陽師9巻31話の感想【ネタバレ注意】
全く歯がたちそうになかった聖丸がさらにパワーアップしてしまい、どうなることかと思いましたが、なんとか倒すことができてよかったです。
ろくろが安倍晴明らしき人物のおかげでパワーアップして、紅緒にも事前に有馬さんが何かしてたのかな?よく分かりませんが、すごいパワーアップぶりでも、もうろくろと紅緒の子供は必要ないんじゃないの?っていう(笑)
有馬さんものセリフもなんとなく、それを示唆しているようにも思えますし、このままろくろと紅緒がケガレを全て祓っていくのかなあ。まあ、子供ができるのもいつになるか分かりませんしね。
それにしても有馬さんの考えがよく分かりません。前回は、ちょっと変なことを企んでいるように見えましたが、今回はわりと真面目そうな顔をしてましたし。ふたりをどうするつもりなんでしょう。
聖丸がまだ生きているかは分かりませんが、今回の戦いはこれで終了かな。小夜が心配なので、早く現へ戻って治療をしてほしいです。
小夜が無事助かってくれるよう祈ります。
コメント
はじめてコメントさせていただきます。
アニメから入って全巻購入、本誌も5月号から追い始めた者です。
有馬さんは実は千年くらい記憶持ったまま転生繰り返してきた陰陽師だと言われても信じられるほど意味深な言動してますよね…。清明と関係者っぽい。
個人的に気になったのは、紅緒に婆裟羅化した時の記憶はあるのか?あるならろくろとは一旦距離を置いて個別で呪力制御の修行を行うのも有りかなぁと。現状どうしても紅緒単体だとろくろ他十二天将についていけない気が…。(紅緒好きなんできちんと活躍させてあげてほしい)
生存に関しては聖丸もそうですが、個人的には神威にも再登場してほしいです。その時に彼らがどこまで成長してるのか気になります。内面の変化も含めて。
あとこれは今月号の内容には関係ありませんが、きっかけはアニメでも原作を読んでしまうとアニメは出来が良くないというかとても残念に感じます。オリジナル要素が悉く失敗して大切な場面がカットされていることが多い、そんな印象です。もう開き直って原作とアニメは別物として見ることにしました。
半分愚痴みたいになってすみません。なんにせよ、これから始まる新章(島編?)とても楽しみです!
長々と失礼しました。
よもぎさん、こんにちは
紅緒はとても正気のように見えなかったので、私はその時の記憶はないんじゃないあかなあと感じました。有馬さん、紅緒、神威など、まだまだ気になることが山程ありますね。
あと、アニメはイマイチなんですか。私は漫画でジックリ読みたいほうなので、元々アニメはあんまり見ないんですよね。アニメが漫画の先にいっちゃうことも、あったりするし(笑)まあ、双星の陰陽師のアニメはまだ初期のころだと思いますけど。
漫画の方では、島編楽しみですね~ たしか陰陽師のエリートは島にいて、本土は落ちこぼれ的な扱いだったと思います。敵も味方も、強い人がいっぱいいそうですね。
聖丸がぁ~!
これまで氷鉋との絆を垣間見せたり、パワーアップしておいて、ここで死んだらあっけなさ過ぎる!まあ、今回あたりで双星にも華をもたせないと(主役だし)・・・というのは分かりますとも。
さっきまで突っ伏してたろくろが、守護者のおかげとはいえ、いきなりここまでの挽回はご都合過ぎるし、聖丸はなぜか本調子じゃない感もあるから(しかも呪装してないよね)、まだ何か展開がありそうだが。というかあってくれ~。
氷鉋&聖丸の物語も本編でキチンと語られるべき!
32話も楽しみ。
神威は島の話で出るのかねぇ。
ろくろが先月晴明と話して
呪力が上がったように
紅緒も婆娑羅化して
人間の姿に戻ってからの呪力が
上がってたりするんですかね?
どうなんでしょうね。
レゾナンスというのは二人の力を合わせた上で増幅させるようなイメージなので、私は紅緒も強くなったのかなあと思いました。
でも、つぎソロで戦うまで、よく分かりませんね。