双星の陰陽師SQ2017年7月号双星の陰陽師44話のあらすじと感想です♪
44話はおそらくコミック12巻に収録されると思います。
双星の陰陽師12巻44話のあらすじ【ネタバレ注意】
試合開始前
いよいよ ろくろと水度坂勘九郎の試合に。2人が部舞台に上り、顔を合わせます。
「まさか自分の家を興すなんてねぇ」
「実は僕も君が水度坂家に来てくれたら面白いのにって思ってたんスけどね」
「どスか」
「賭けでもしませんか・・・」
「この試合」
「僕が勝ったら」
「君に水度坂家の傘下へ入ってもらう・・・というのは?」
突然 賭けを持ち出され、ろくろは一瞬戸惑いますが・・・
「えっと・・・」
「じゃ・・・じゃあオレが勝ったら」
「水度坂家全員」
「焔魔堂家に入ってもらおう!」
逆にとんでもないことを言い出すろくろ。水度坂家一同から怒号が飛び交います。
「あっはっはっはっはっ!」
「それは流石に無理スねぇ」
いくら勘九郎が跡継ぎとはいえ、由緒ある水度坂家全員を動かす権限はないようです。さらに、ろくろ1人と一族全員が釣り合うとも思えません。
「だから」
「君が勝った時は」
「僕1人が焔魔堂家の傘下に入るっス」
試合開始
とんでもない賭けが成立したところで試合が開始。
「手抜き」
「手加減」
「・・・は」
「出来ないスけど」
「いっスか?」
呪装をまとい、殺気を放つ勘九郎。しかし、亮悟たちから勘九郎の能力を聞いていたろくろは戸惑いもせず、逆に裂空魔弾の弾幕を浴びせます。
すさまじい量の弾幕にさすがの勘九郎も劣勢かと思いきや・・・
全く怯みもせず、弾幕の中をろくろへ向かって一直線に突き進みます。
「は~~~い」
「楽に(なる覚悟を)して下さい~~~い!!」
突然 勘九郎の腕が伸び、ろくろを襲います。ろくろはどうにか直撃を回避すると、会場中を駆け回ります。
(来い限界・・・)
(まだか限界・・・)
(限界・・・)
(限界は・・・)
逃げ回りながら長さの限界を待つろくろでしたが・・・
「ねぇのかよ!!!」
「限界っっ」
「大体200~300Mが限界っス」
「へ?」
何と目の前に勘九郎の姿が。そして、思いっきり蹴りを見舞います。ろくろ腕に気を取られているうちに、勘九郎本人も動き回っていたようです。
そして、そのままろくろは勘九郎の腕と脚のコンビネーションにいいようにやられてしまいます。
反撃
倒れ込むろくろに歩み寄り、勘九郎がギョッとするような顔で睨みつけます。
「ねぇ坊や」
「なめてもらっちゃ困るッよ・・・!?」
「こっちは手の内晒して戦ってるのに」
「まさか手を抜いたまま終わる気スか?」
身体を起こし勘九郎に向き合うろくろ。
「手を抜いてるつもりなんてないよ」
「・・・まあ」
「あんたの力量を知りたかったってのはあるけどね」
ろくろは切り札の呪力の消費がハンパなく、相手に見合った力でないとあっという間に力付きてしまうことを勘九郎に説明。
「・・・多分50%!」
「今のあんたになら半分の力で丁度対等だと思う!」
「だからさ」
「いくよっ・・・」
「100%!!!」
ろくろは50%で対等といいながら、なぜか全力を宣言。そして、狩衣の袖を取り外すと、有主との修行を思い出します。
「式神を生み出す最も重要なものは」
「ずばりイメージ力」
イメージと言われても、ろくろは何をイメージしていいか分かりません。
「脳裏に焼き付いて離れないビジョン」
「物や絵とか」
「思い出と直結してるとイメージもしやすいでしょ?」
有主の言葉にハッとするろくろ。紅緒の裸が脳裏に焼き付いて鮮明に思い出されます。
(アホか~~~っ集中しろ集中っ!!)
(裸の女の子なんて式神にしたら・・・)
(確実に人生おわるっ)
必死に紅緒の裸姿のイメージを振り払うろくろ。
(他にもあるだろ!)
(紅緒として)
(もっと衝撃だったのが)
「来い」
「焼きおはぎマンっ!!!!」
ろくろが呼び出したのは、ぼってりとした燃え上がるおはぎ。
「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」
あまりに頼りさなそうな見た目に、会場中に困惑したような悲鳴が沸き上がりますが・・・
「燃えろおおおおおおお」
「焼きおはぎマああああああ」
ろくろは式神を呪装として装備。燃え上がるような紅い手甲に変化します。
(野郎っ)
(なんつう呪力だよっ・・・)
(やっ)
(やべえっ・・・!!)
炎の推進力を活かし、一方的に勘九郎を殴りまくるろくろ。勘九郎は為す術なく場外へ吹き飛ばされてしまいます。
部舞台外
場外へノックダウンされた勘九郎へ、ヒタヒタと歩み寄るろくろ。
「オレがさ・・・」
「100%で戦った意味わかってくれる?」
「あんんた最初に『手加減も手抜きもしない』って言ったけど」
「あれ・・・嘘だよね?」
「あんたの友達から聞いたんだ」
「あんたまだ」
「纏神呪に匹敵する凄い技を持ってるって」
ろくろが50%の力で対等と言ったのは、勘九郎がまだ全ての力を出していないのを見抜いていたから。
「オレは100%で戦ってるぞ」
「だからあんたも今出せる100%の力で戦ってくれないか・・・」
「そのマスクの下に隠した」
「あんたの力出してくれないか・・・」
「なあ?」
「勘ちゃん先生!」
ろくろの言葉に、勘九郎はハッと大きく目を見開きます。
コメント
次号の別のジャンプSQでようやく紅緒篇がきたか!遅いよ来るのが!!(怒)早く呪力を取り戻してろくろがいる島に合流してくれ~!!できれば婆裟羅になってない状態で来てくれ~!!神威~!紅緒をよろしく頼んだぞ~!!
う~ん、ろくろが何でそこまで強いのかがイマイチ飲み込めない。呪護者が最強、特殊な過去、主人公補正、愛の力等々、チートすぎるがもう何でもいいだろカッコよければ!!と言わんばかりですな、ここ1年以上。
とりあえず、式神呪装とケガレ腕の強さの違いとか特徴やらを、近いうちにちゃんと掘り下げて欲しい。まあ、ケガレ側の掘り下げが進めば、陰陽師側のことも納得いくことが増えるのかな。
…で、そのケガレ側の話・紅緒編は、7月発売SQクラウンで連載開始とのこと。え!?そんな重要で長そうなエピソードを季刊誌で??と戸惑いを隠せない。1話150ページくらい載せるつもりか…?(そんな訳ない)
紅緒編連載開始で、あっちの状況が分かるのは嬉しいが、これって合流がずっと先になるって事じゃあ…
連載である以上、1話2話では終わらないだろうし、季刊、つまり3ヶ月に一度のペースで3話以上となると最短でも終わるのは来年1月。
4話以上続く場合は更に先になる
合流が来年になるとか…
いや、合流はもっと早くにして、何やってたかは回想じゃなく、同時連載で解明の可能性もあるけど…
アニメでは悠斗との決着は紅緒抜きだったし、原作でも合流は悠斗との決着だついた後かもな
メタ的には兄殺しをさせたくないとかありそうだし
さすがに紅緒編は3話くらいでは終わってほしくないなぁ。
想像だけど。紅緒編をクラウンに載せるのって、双星の進行の都合じゃなくて、クラウン側の都合なんじゃないかな。読み切り中心に創刊したクラウンには看板になる連載タイトルが少ないから、客寄せ的な企画なのかも知れない。紅緒編が途中でも、月刊SQに戻して続きを連載・島の話はキリのいいところでお休み…とかいう事もあるかも?
何にせよ助野先生は大変だし、連載のみで追ってる読者は微妙だろうけどな…。
作者のコメントによると、紅緒の合流はかなり先になるらしい。
今回の土御門島編での合流はないようなコメントがあったから、紅緒編は3、4話で終わり本編で再会するのかな?はやく焼きおはぎマンを見た紅緒の反応を見て見たい。
しかし、当初の構想では土御門島に行ってから紅緒と出会ったのに、逆になるとはな…
紅緒編ちゃんと長く細かく描いてほしいは〜〜〜〜2人も早く再会して欲しいし〜
焼きおはぎマンを見た時の紅緒の反応早く見たい〜〜まず土御門島編いつ終わるんだ〜〜
いや、土御門島の禍野にケガレの王がいるから、ラストまで土御門編じゃないですか?
まあ、ケガレの王が復活して別の場所に拠点を構えたり、悠斗がケガレの王と融合したるとかあったらまた別だけど