cocohana2015年10月号のスミカスミレ21話のあらすじと感想です♪
21話はコミック5巻に収録されると思います。
スミカスミレ5巻21話のあらすじ【ネタバレ注意】
すみれの家
(つらい思いをしてたくさん悩んで)
(真白くんが)
(最後にこの言葉を選んでくれたんだと思うと)
(胸がいっぱいになった)
真白が贈ってくれた言葉を見ていると、温かい気持ちになってきます。
すると、用事をすませた雪白はサッサと帰って行きます。すみれは黎に会わなくていいのかと訊ねますが・・・
「まあ ふられたっちゅーか」
「一緒にいる意味ないっちゅーか」
少し寂しげにそう言う雪白。そして、自分はもうすっかり人間になってしまい、もう黎との間に一族の子を残す意味がないことを伝えます。
「それに」
「自分じゃ気づいてないかもしれんけど黎は・・・」
夜
夜になり、どこかへ出かけていた黎が帰ってきます。
「これはクリスマスプレゼントです」
プレゼントの包を渡し、着替えに行く黎。すみれが開けてみると、それは若い子が使うような髪飾り。すみれは少し恥ずかしくってしまいます。
そして、着替えてきた黎を見て、驚くすみれ。
「その着物」
黎は、去年のクリスマスにすみれが贈った着物を着ています。今まで一度も袖を通していなかったので、気に入らなかったのだと思っていたすみれ。
「着たら汚れるじゃないですか」
そう言う黎に、ポッと頬を染めてしまいます。
(馬鹿ね)
(赤くなることなんてないのに・・・)
すみれの部屋
「こんな可愛いクリスマスプレゼントを・・・」
黎がくれた髪飾りを見ながら、フフフと微笑むすみれ。すると、部屋の外から黎のすみれを呼び声が。
部屋へ招くと、黎が語り始めます。
「あなたの」
「子供の頃を知っています」
突然、変なことを言う黎。すみれはとても気が弱く、したいことも親に言えず、いつも1人でシクシク泣いているような子で、黎はそんなすみれの姿をいつも屏風の中から見ていました。
「泣くくらいなら」
「自分の力で周りを変えぬか愚か者!」
ある時、たまらず声をかけた黎。屏風の猫にすみれが怖がり、それ以降屏風はしまわれてしまいます。
「その次に屏風が開かれた時には」
「あなたは60歳になっていました」
その後、若返り、真白と付き合うようになり、そして真白のために元の姿に戻ってしまったすみれ。しかし、それでも明るく振る舞う姿を見て、黎はあることに気づきます。
「屏風の呪縛の為などではなく」
「私があなたの幸せな姿を見たかったのだと」
「あなたをもう一度若返らせます」
そして、黎は再びすみれに口づけしようします。すみれは、そんなことをしたら黎が死んでしまうと、必至に拒否。
今まで自分の全ての精気を与えたものなどいず、死ぬかどうかわ分からないと言う黎。しかし、すみれはそんなあやふやな物のために、黎を危険にさらしたくなどありません。
強引にすみれの体を抱き寄せる黎。
「やめてください」
「黎っ」
「お願い」
黎はすみれの言葉にかまわず口づけします・・・
コメント