cocohana2015年11月号のスミカスミレ22話のあらすじと感想です♪
22話はコミック5巻に収録されると思います。
スミカスミレ5巻22話のあらすじ【ネタバレ注意】
キス
すみれに口づけをする黎。そのすごい力に抗えません。
その時、黎の肩に黒いモヤがかかります。それに気づくすみれでしたが、何もできず意識を失ってしまいます。
「最後まで」
「世話の焼けることだ・・・」
「だが」
「今度こそ」
「女としての幸せを掴むのだ・・・」
すみれを布団に寝せると、苦しみだす黎。心臓を抑え、必至にどこかへ歩いていきます。
しばらくして、すみれは目を覚まします。しかし、そばに黎の姿はありません。玄関が開いてるのを見つけるすみれ。そして、外にでると山の麓に黎の着物が落ちています。
「黎・・・っ」
「黎・・・」
山を走って登っていくすみれ。しかし、どこにも黎の姿はありません。結局、何もみつけられず、山を降りていくと隣のおばさんに出会います。
「すみれちゃん!?」
「・・・まあ」
「ダメじゃないっ」
「若い子が」
「そんな格好で外に出たら」
「若・・・い」
おばさんの言葉を聞いたすみれは、堪らず涙が溢れてきます。
捜索
黎がいなくなったと聞き、慌てて雪白がやってきます。すみれは黎が無事なのか訊ねますが、自分にも分からないという雪白。
「!」
その時、雪白が何かに気づきます。
「屏風は?」
「黎が閉じ込められてた屏風や」
納屋にしまってある屏風を見に行くすみれ達。しかし、何も変わった様子はありません。
雪白が人間になった時は、真白家の屏風は消えていたそうです。自分でもよく分からないものの、自分たちに何か起こった時は屏風にも変化があると思うという雪白。
胸が締め付けられるような思いで、すみれは屏風に手をやります。
(黎が無事だって)
(信じたい)
他に黎が何か残してないか探していると、机の上に捨てたはずの受験がおいてあります。黎の思いが痛いほど伝わってくるすみれ。
「雪白さん私・・・」
「受験します」
受験
センター試験の会場へ入り、試験へ望むすみれ。小さいころから、欲しいものを欲しいと言えなかったすれみでしたが、もうそれをやめることを誓います。
(黎にもらったこのチャンスで私は)
(自分の為に生きていく)
試験が終わるとあっという間に卒業式に。みんなで話していると、これまでの思い出が次々と浮かんできます。
最後に顔を合わせるすみれと真白。ふたりとも大学に合格し、新しい道を歩んでいくことになります。
「頑張れ」
「すみれ」
最後にかけられた真白の言葉を胸に、校門を出て行くすみれ。そして、校舎の方へ向き直り一例します。
(ありがとう・・・)
時が経ち、映画の完成披露試写会でスタッフとして働くすみれの姿が。
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