cocohana2016年4月号のスミカスミレ27話のあらすじと感想です♪
27話はおそらくコミック7巻に収録。
コミック7巻の発売日は2016年7月ごろだと思います。
スミカスミレ7巻27話のあらすじ【ネタバレ注意】
パーティ会場
黎に歩み寄っていくすみれ。ドクンドクンと胸が高鳴ります。
「お久しぶりです」
「すみれ様」
「ほん・・・」
「とうに・・・」
「あなた・・・なん・・・です・・・か・・・?」
本当にこれが黎だと分かり、涙がこぼれ、声が震えてくるすみれ。
「君」
「ちょっと彼と大事な話しがあるんだが」
「後にしてもらえないかね」
黎と一緒にいた男性が二人の話を遮ります。ギッとキツイ目ですみれを睨みつける男性。係長によると、大口のスポンサーらしいですが、悪い噂が絶えない人物のようです。
庭園
パーティが終わると黎の方からすみれに話しかけてきて、ふたりは少し離れた庭園へ。
「お元気そうでなによりです」
前と同じような口調で声を掛けてくる黎。しかし、その切れ長の目はどこか冷たいものを感じさせ、すみれは少し違和感を覚えます。
すみれは黎の体を心配しますが、5年間眠り続けて目が覚め、今はすっかり元気だという黎。
「なあ頼むよ」
「さっきの話なんだが考え直してくれないか」
ふたりが話をしていると、また先ほどの男性が割り込んできます。
「これは私の気持ちだ収めてくれ」
バン
男性に差し出された箱を払いのける黎。地面に落ちた箱の中から、お菓子とその下に敷かれた札束が出てきます。
さらに、黎がキッと男性を睨みつけると・・・
「うっ」
「く・・・くるしい・・・」
なぜか男性が苦しみ出し、そのまま気絶します。
黎の目を塞ぎ、両頬をバチバチ叩きつけるすみれ。何をしたのかは分からないものの、黎が人を傷つけたのは確か。
すみれはそのことを責めますが、黎は逆にすみれを芝生に押し倒してしまいます。
「お前に何が分かる」
「人など身勝手で欲深い」
苦しむ男性を見て愉快がる黎。すみれは、これは自分が知っている黎ではないと感じます。
「なぜ私は気の迷いでおまえを若返らせてしまったのか」
「おまえではなく」
「もっと手っ取り早く自由になれる人間を選べばよかったものを」
そう言い捨て、黎はその場を立ち去ります。
すみれの家
若さを失った自分を再び若返らせてくれた黎のために、今度は会えた時は笑顔で話ができるよう、がんばってきたすみれ。しかし、再会した黎にあんなことを言われ、もう体に力が入りません。
翌日、会社を欠勤するすみれ。さらに、その翌日も休み。さすがに心配した河野先輩が、真白と、真白の先輩の豊川を連れてお見舞いにやってきます。豊川とは、この前の合コンの後から付き始めたようです。
心配する河野に、もう体調もよくなり、明日から出勤することを伝えるすみれ。河野は係長が何かしたのではないかと、心配します。
「ちがいます」
「ちがいます」
「・・・懐かしい人に会って」
その言葉にハッとする真白。
「すみません」
「ちょっと」
「すみれと2人きりにしてもらえませんか」
河野たちには帰ってもらい、真白とすみれと二人っきりに。黎のことを聞いてくる真白に、すみれはこの前のパーティで再会したことを説明します。
「黎は」
「私を若返らせたことを後悔しているみたいでした」
笑顔で話すすみれでしたが・・・
「すみれ」
「がまんしなくていいよ」
真白の言葉に、こらえていた涙が溢れてきます。
スミカスミレ6巻27話のあらすじ【ネタバレ注意】
前回、黎とまさかの再会で喜んでいたのに、今回こんなことになるなんて・・・
黎は5年も眠っていたようですね。それで、すみれとは連絡が取れなかったんですね~
すみれは社会人2年目で、この前に海に行っていたので季節は夏かなあ。黎がいなくなって、5年半ぐらいでしょうか。
黎はえらく人間嫌いになったみたいですが、この半年ぐらいの間に何かあったのかな。人間の汚いところを、たくさん見ちゃったんですかね。
でも、それにしては半年というのは短い気がしますが・・・ 最初に会ったのがすみれと真白で、二人ともすごく誠実な人なので、もしかしたら二人との対比で他の人間がすごく汚いものに見えたのかもしれませんね。
すみれは今はツライでしょうけど、あきらめずに、しつこく黎に付きまとって、何とか元の心を取り戻させてほしいと思います♪
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