cocohana2016年7月号のスミカスミレ30話のあらすじと感想です♪
30話はおそらくコミック7巻に収録。コミック7巻の発売日は2016年8月ごろだと思います。
スミカスミレ7巻30話のあらすじ【ネタバレ注意】
スミレの部屋
黎の肩に、あの時見た黒い影を見つけるすみれ。つい手を伸ばそうとしていると・・・
「すみれ!!」
消毒液を買いに行っていた真白が帰ってきます。そして、影を触ろうとしているすみれせを、慌ててサッと抱き寄せます。
「・・・ここは・・・」
その時、黎が目を覚まします。
自分のアパートであることを伝え、消毒液で治療をしようとするすみれ。しかし、黎は自分で治せると言い出します。
とても、あんな酷い傷が治るなんて信じられないすみれでしたが・・・
「血が・・・止まってるわ」
なんと本当に傷が塞がっています。とりあえず、黎をそのまま寝かせ、真白にはお礼を言って帰ってもらうことに。
翌日
翌日、黎が目を覚ますと、枕元に食事と着替え用の浴衣が置いてあります。
「父の冬物の反物があったので」
「黎のサイズに仕立てました」
昔、すれみが仕立てくれた光景が蘇る黎。
夜になり、すみれが帰ってくると、黎が浴衣に着替えて横になっています。
「・・・黎」
「・・・あの」
「この6年間黎に何があったのか」
「教えてもらえませんか?」
思い切って、これまでのことを聞いてみるすみれ。しかし、黎は言いたくないといった感じで、そっと目を閉じます。
(ケーキを食べてくれて)
(お弁当も食べてくれるようになって)
(少しずつ心を開いてくれてるとばかり・・・)
(バカね・・・私ったら)
さらに翌日
翌日、どうにか身体も動くようになり、黎がフラフラしながら部屋を出ると、ネコのじゅりの姿を見つけます。
「久しぶりだな」
「元気だったのか」
そう言って、フッと笑う黎。そして、棚に大事そうに置かれた、ブローチがフト目に入ります。
「これはクリスマスのプレゼントです」
そう言って、自分が手渡した光景が思い浮かぶ黎。さらに、屏風から出てすみれに出会った時から、すみれを若返らせたところまで、全ての記憶が蘇ります。
「黎!?」
仕事が早く終わり、すみれが買い物を済ませて帰ってくると、スーツに着替えた黎が、家から出ようとしています。
あわてて黎に駆け寄るすみれ。出ていこうとする黎を止めますが、黎はここには居られないと言って聞きません。
「失礼」
「致します」
そう言って、出て行く黎。
すみれは、黎の言葉使いに一瞬ハッとします。そして、サッとタクシーを拾っていった黎を、すみれもタクシーで追いかけます。
黎の会社
黎の会社の辺りで、黎の乗ったタクシーを見失うすみれ。すみれはタクシーを降り、黎の会社の中へ駆け込みます。
「あの社長を出せ!!」
黎の会社の受付で、中年の男が花瓶を振り回して怒鳴っています。
「こら!」
「やめなさい!!」
黎が危ないと思い、大根を持って、男に立ち向かうすみれ。しかし、その手はブルブルと震えています。
男ががすみれに逆上し、花瓶で殴りかかろうとした瞬間・・・黎が現れ男を取り押さえます。
男と、動揺している社員たちの顔を、じっと見渡す黎。
「この会社をおまえたちに譲り渡す」
「そのかわりこの男が必要としてる金を用意してやってくれ」
「私はこの世界に興味がなくなった」
黎の言葉に、男も社員たちもキョトンとなってしまいます。
「では」
「行きましょうか」
「すみれ様」
黎を追いかけている間にヒールが壊れ、裸足のすみれをお姫様だっこして歩いていくる黎。すみれは、もう何がなんだか訳が分かりません。
そんな、すみれに黎は全てを思い出したことを伝えます。
「すみれ様のどんくさいところも」
「臆病なところも」
「ケーキを作るのが下手なところも」
「いいところがひとつもないじゃないですか!」
黎の言葉にカアッと赤くなるすみれ。すると黎がクククと、今度は思い出し笑いをしだします。
「大根でいったい何を」
スミカスミレ7巻30話の感想【ネタバレ注意】
黎がやっと記憶を取り戻しました~(^○^) 前回、少しずつすみれに心を開いていった感じのところで刺されてしまって、またもうちょっとかかるのかと思いましたけど、一気に思い出してくれてよかったです♪
あんなチョットしたことでという気がしないでもないですけど、まあ相手がすみれなら納得です。すみれとの思い出はどれも強烈なものばかりなので(笑)
あと、よく分からないのは、この6年間どうしていたのかというのと、肩の黒い影は何なのかってことですかね~ 確か、あれはすみれを再び若返らせた時に出たんだったかな。あの影から今も精気が漏れ出してる、とかでないといいんですけど(´・ω・`)
とりあえず刺されたケガの方はもう心配ないと思います。ただ、今後も健康でいられるのか、少し心配です。
せっかく再会して、記憶も取り戻してくれたのに、またすぐにお別れとか悲しいことにだけはなって欲しくないなあと思います。
コメント
はじめまして
スミカスミレの6巻の続きが気になって、たどり着きました。
肩の黒い影は確か、真白がすみれにインチキで呪いをとくキーワードを言わせた時の反動で出てきたモノではなかったかと思いますー。
完全に呪いがとけるまでは、影消えないのかな(^^;