cocohana2016年10月号のスミカスミレ32話のあらすじと感想です♪
32話はおそらくコミック8巻に収録されると思います。
スミカスミレ8巻32話のあらすじ【ネタバレ注意】
すみれと真白
「黎さんのこと」
「前に家族だって言ってたけど」
「今でも・・・?」
真白の問いに言葉が詰まるすみれ。
「黎・・・は・・・」
ようやく何かを言おうとした瞬間・・・ちょうど黎がやってきて、何か用事があるので2人で帰るよう伝えます。
結局、そのまま歩いて帰っていくすみれと真白。すみれは歩きながら、黎が自分にとってどういう存在なのか、改めて考えます。
「・・・あの・・・」
「・・・黎のことなんですけど」
「・・・なんというか・・・」
「ちょっと・・・」
「ひと事では言い表せなくて・・・」
真剣に考えはしたものの、ハッキリとした答えは出せないすみれ。
「そっか・・・」
そう言うと真白はイキナリすみれにキスをします。
「高校を卒業して」
「再会してからずっと」
「いつ言おうか迷ってた」
「オレは」
「あなたのことが好きです」
真っ赤になって狼狽するすみれ。
「・・・別にすぐに返事がほしいんじゃないんだ」
「・・・ただ気持ちを知っててほしくて」
そう言う真白に今日のお礼を伝え、すみれはタクシーを拾い、ひとりで帰っていきます。
真白
少し強引だったことを反省しつつ、トボトボと帰っていく真白。
「おやお早いお帰りですね」
するとイキナリ黎が現れ、「うわぁぁ」と仰天します。
真白を散歩に誘う黎。
「こういう物語を知ってますか」
黎は、ライオンが人間の娘に恋をした物語を語り始めます。ライオンが娘と結婚したいと父親に迫ると、娘がおびえるから牙と爪を抜いてくれと言われ、自分を守るための牙と爪を抜いてしまいます。
そこまでして娘を欲していたライオン。
「すみれ様を」
「あの人を」
「愛おしく思っています」
「叶わぬことかもしれません」
「私は人ではないので」
「ですが最大限の努力はしていくつもりですので」
黎は、真っ直ぐに真白を見つめ、宣言します。
「・・・・・・」
「そうじゃないかと思ってました」
「でもオレも後ろに引く気はないですから!」
会社
勤務中、珍しくトチってばかりのすみれ。そのすみれの異変に河野先輩が気づきます。
「何があった?」
「白状しな」
そう言われ、すみれは真っ赤な顔をしながら、何もないと誤魔化します。
「真白くん」
河野の言葉に、ピクッとするすみれ。
「真白くん」
またピクッとするすみれ。
「・・・もう」
「相談にのるからさ」
ため息をつきながら、河野が今度は優しくそう伝えます。
「ありがとうございます」
「河野先輩」
「でもこれは」
「私が自分で考えて出さなきゃいけない答えだと思うんで」
真白の気持ちは嬉しく思うすみれ。しかし、また同じことがあって、また同じ思いをするのではないかと思うと不安になってきます。
すみれの部屋
「おかえりなさい」
部屋へ帰ってきたすみれを黎が出迎えます。
自分が合鍵を渡しておいて、狼狽しまくすみれ。そんなすみれに構わず、黎は買ってきたスイカを切り始めます。
黎が切った不揃いのスイカを一緒に食べる2人。
「おししいです」
「ありがとうございます」
甘いスイカに、すみれは感激します。
「今年は夏らしいことが沢山ですね」
「先日の花火大会の花火も綺麗でしたし」
花火大会の時のことを思い出し、急に真っ赤になるすみれ。
「何故 赤くなるんですか」
「なってませんよ」
「気のせいです」
「何かあったんですか」
2人がそんな押し問答をしていると、すみれの携帯に河野からメールが届きます。
土曜日、河野と河野の彼氏、それに真白と一緒に真白の別荘に誘われるすみれ。しかし、どうしようかなかなか返事ができません。
「どうしたんですか?」
黎に問われ、すみれは河野や真白達に誘われたことを伝えますが・・・
「言ってくればいいんじゃないですか」
「ご自分のことでしょう」
「自分がどうしたいかご自分で決めれば」
そう言いながら、不機嫌になる黎。
なぜ、そんな突き放すような言い方をするのかと、すみれもカチンときてしまいます。そして、その勢いで、一緒に行くことを伝えます。
そして、土曜日。
「おはよう」
すみれの部屋の前で、真白がすみれを出迎えます。
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