東京タラレバ娘10話のあらすじです♪
10話はコミック3巻に収録されています。
東京タラレバ娘3巻10話のあらすじ【ネタバレ注意】
事務所
「あんたらの歳だとチャンスがピンチなんだよ」
この前、KEYに言われた言葉が胸に響く倫子。
ピンチをチャンスに変えるつもりで脚本に打ち込むものの、なかなか筆が進みません。
「書け・・・」
「ねェーーー」
「てゆーかこの世界観自分の中にねェーーー」
行き詰った倫子は、過去の名作映画を参考にするために、レンタルビデオ店へ行くことに。
(ピンチだろうがなんだろうが)
(ここまできたらやるしかない)
(アラサー女の意地を見せてやるわよ)
レンタルビデオ店
倫子はお目当てのビデオを見つけたものの、今はレンタル中。店員さんに聞いても、それ一枚しか置いてないようです。
「あのー・・・」
「それオレが借りちゃってます・・・」
「良かったら一緒に見ませんか?」
倫子が困っていると、背の高くてカッコイイ男性が声をかけてきます。
一瞬ナンパかと思ったものの、男性はバーを経営しているらしく、一緒にお店で映画を見ることになります。
男性が出してくれたお酒を飲みながら映画を見る倫子たち。男性は大の映画ファンのようです。
「・・・この女優さんこの時でいくつくらいですかね?」
「たぶん・・・32~33くらいじゃないかな」
「女性が一番美しい時ですよね」
「この年齢って」
「あ」
「お客さん少し似てる」
男性の言葉に紅くなる倫子。
この日はお店がヒマなようで、2人でトコトコ呑むことにします。
(不思議)
(この人と話してると)
(ガチガチに固まった心が)
(ゆっくりと溶けていく)
(このグラスの氷のように)
事務所
「いや違うんです」
「倫子さんは資料のDVD借りにTSUTAYAに行っただけなんですっ」
KEYに向かって、必死に訴えるマミ。
KEYと早坂さんが打ち合わせに来たようですが、いくら待っても倫子が帰ってきません。
「も・・・もしかして」
「倫子さん・・・」
「追い詰められて逃げちゃったんじゃ・・・」
最悪の事態を想像し、早坂さんが青ざめていると・・・
「このフォルダは何だ」
「偽装結婚M]
KEYが事務所のパソコンから何かを発見します。
「あっ」
「違うんですそれは・・・」
呑んべえ
そのころ香と小雪は呑んべえで飲んでいます。
「フェイスブック見た?」
「ごめん見ちゃった」
「笑っていいよ」
「ごめん笑えない」
2人はこの前お見舞いに行った後、丸井さんの奥さんが子供の写真を幸せそうにフェイスブックに投稿しているのを見つけてしまい、ズズーンと沈んでいます。
「小雪さーん」
「退院したよ☆」
そんなところへ、全く空気を読まず丸井さんがやってきます。
この日はお店にお父さんがおり、小雪は丸井さんをあわてて外へ連れ出していきます。
小雪がフェイスブックを見たことを伝えると、丸井さんは悲しそうにグッと拳を握りしめます。
「だって!!」
「子供がいるって言ったら小雪さん僕と付き合ってくれなかったでしょう?」
「好きだから」
「あなたのこと」
「あなたを傷つけることになるのは分かってたけど」
「それでも」
「あなたを傷つけてでも」
「僕があなたと一緒にいたいと思っちゃったから」
目を潤ませながら訴える丸井さん。そんな丸井さんに、小雪がスッとキスをします。
「バカ」
「嘘つき」
「大嫌い」
そう言いながらも、ギュッと丸井さんを抱きしめます。
夜
夜も遅くなって、ようやく脚本のことを思い出し、あわてて事務所へ戻る倫子。すると、鬼のような形相をしたKEYが待っています。
「何だあんた」
「まさか飲んでんのか?」
「だめだこいつ」
「早坂さん」
「やっぱりさっきのでいきましょう」
KEYはそう言って、プリントアウトされた脚本らしきものを取り出します。
「な・・・」
「何・・・コレ・・・」
「ちっ」
「違うんです倫子さん」
倫子が目を通そうとすると、あわててマミが駆け寄ります。どうやら、これは練習でマミが今回のドラマを書いたもののようです。
「読んでみろよそれ」
「面白いんだよ」
「残念ながら」
「あんたが書いたやつより面白いんだよ」
KEYの言葉にハッとする倫子。自分が気づかないうちに時は流れ、新しい才能が芽吹いていることを痛感します。
倫子はさっきまで一緒にいた明るく優しい男性のことを思い出し、もう全てをほっぽって逃げ出したくなってきます。
そんな倫子の前に、また幻覚のタラとレバーが現れます。
「逃げるタラか?」
「仕事から?」
「あいつから?」
(逃げてやる)
(逃げるが勝ちって言葉だってあんのよ)
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