東京タラレバ娘16話のあらすじと感想です♪
16話はコミック5巻に収録されています。
東京タラレバ娘5巻16話のあらすじ【ネタバレ注意】
倫子
「あんたらはいつもそうだ」
「いい歳こいて女同士でつるんで騒いで」
「だからオレも警戒する」
「一体何のために歳取ってんだ」
「オレはあんたと恋愛できない」
KEYの夢で目が覚める倫子。ぼーっとKEYに言われたことを考えていると、いつの間にか焼肉屋さんへ足が向かいます。
(いい歳してつるんでるって罵られるほどじゃないわよ)
(こうやって一人焼肉してる私を見てもそう見える?)
(私そこまではひどくはないわよ)
実は今ままで、自分は美女ではなくても、見た目も性格も仕事もそれなりにイケてると思っていた倫子。
(しかし今は明確な基準が欲しい)
(文学的ではなく数学的な明確な答えが)
明確な基準が分かれば、今までのように高望みしなくてすむような気がしてきます。
「私の戦闘力を教えてくださいっ・・・」
考えすぎてゲッソリした顔で、倫子がやってきたのは占い。
「男に捨てられて落ち込んでんの?」
「な・・・なんで分かるんですか!?」
「結婚したいけどできなくて焦ってる」
「ひっ」
次々と今の自分の状況を当てられ倫子は驚愕します。
小雪と香
「ふう」
「煮込み料理は待ってる間がヒマなんだよなー・・・」
ふとパソコンに目がいく小雪。丸井さんの奥さんのフェイスブックを見てみると、嬉しそうにお腹の赤ちゃんのことが綴られています。
一方、ネイル中に延々と主婦の愚痴を聞かされている香。ウンウンと頷きならが作業を進め、ネイルが完成してお客さんが帰っていきます。
「商社のエリートと結婚できてるだけで幸せやんけ!!」
「あたしゃバッグもウェスティンもいらないから結婚したい!!」
香は号泣します。
占い
しばらくすると、香と小雪にラインが入り、カフェへ集合します。
「とにかくすっっっっごい当たるのよ!!」
「行こ!!今から行こ!!」
「香と小雪も占ってもらお!!」
どうやら占い師に東京オリンピックまでに結婚できると言われたらしく、ノリノリで2人にも勧める倫子。
しかし、小雪と香はそんなことより昨夜KEYとどうなったかが気になり尋ねますが・・・
「あ」
「あいつはもういいの!」
「あいつ頭おかしいから!」
倫子は詳しく語ろうとしません。
(言えない)
(何でも話せる女友達でも)
(言えないことがある)
結局、あまり乗り気でない香と小雪を、占い師のもとへ倫子が強引に連れていきます。
「アンンタろくでもない男に引っかかってるね」
「アンタ不倫してるだろ」
ズズーンと青ざめる香と小雪。心当たりが有りすぎて、引いてしまいます。
その後、占い師にいい縁があると言われた北東に向かって歩いていく3人。すると出会い喫茶を見つけ入ってみますが、同席した男性から歳のことなどを散々罵られ、さらなるダメージを食らってしまいます。
呑んべえ
結局、呑んべえで飲み直す3人。
「あたしは占いなんか信じない」
「あんなの誰にでもあてはまるような漠然としたことを言ってるだけじゃん」
「いや」
「不倫は誰にでも当てはまんないでしょ」
バカらしそうな顔をする小雪に突っ込む倫子。しかし、何気なく言ったその一言に小雪はイラッとします。
「あんなもんそのまんま素直に信じるなんて物書きとしてどうなのかな」
今度は小雪の言葉に、倫子がカチンときます。
「てゆーか」
「不倫相手のためにコトコト ビーフシチュー煮込んでるような女にあれこれ言われたくないな」
もう売り言葉に買い言葉で、香まで巻き込み3人で罵り合いが始まります。
「言われたのあいつに」
思わずKEYのことを口に出しそうになる倫子。
(ダメ)
(言っちゃダメ)
(言うな)
心ではストップをかけますが、もう口が止まらなくなります。
「いい歳こいて女同士でつるんでばっかのあたしらみたいな女とは恋愛できないって」
「33にもなって女友達とギャーギャーはしゃいでるのはいい女じゃないって」
「え・・・」
「あたしらがあんたをけしかけたらあいつがドン引きしたっていいたいわけ?」
ますます険悪な雰囲気になる香と小雪。
(ああ)
(やっちまった)
(もうダメだ)
(女同士はこうなっちゃうともうダメなんだ)
倫子は、逃げるように呑んべえを出ていきます。
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