東京タラレバ娘5話のあらすじです♪
5話はコミック2巻に収録されています。
東京タラレバ娘2巻5話のあらすじ【ネタバレ注意】
翌日
倫子はホケーっとした顔をしながら、電車に乗っています。
(・・・・・・)
(夢?)
(だった・・・)
(とか?)
今朝起きるのKEYの姿はなく、グデングデンに酔っていた倫子は、記憶がハッキリとしません。
「何?」
「いい歳して緊張してるの?」
突然、裸で自分に呼びかけるKEYの姿を思い出す倫子。
「夢じゃねぇぇぇぇ」
倫子は電車の中で絶叫。そして、カタカタとLINEにメッセージを打ち込みます。
「ヤッた」
「ヤッてもうた」
「は?」
「何を?」
呑んべえ
夜、この晩も当然 第4出勤となる倫子たち。また大声で、昨日のことについて うるさく話し始めます。
「おうおう」
「どうしたどうした」
「ペットのミドリガメでも死んだか?」
ただならぬ3人の様子を見て、常連の山さんが声をかけます。
「違うわよ」
「この子がゆうべ超イケメンの超若いモデルと温泉でヤッたのよ!!!」
「そうよ」
「この子だってたまにはセックスすんのよ悪い!?」
恥ずかしげもなく、下品な言葉で言い返す香と小雪。
「「で!?」」
「「どうすんの?」」
「「付き合うの?」」
2人が問い詰めますが、倫子はキョトンとなってしまいます。
「え・・・」
「付き合える・・・」
「の?」
朝起きた時にはKEYの姿はなく、連絡先ももちろ知らない倫子。自分でも、この後 具体的にどうしていいのか良く分かりません。
倫子はただ単に若い男に遊ばれただけのような気がしてきます。
タラレバ
「倫子さん」
「遊ばれたんじゃないタラ」
「そうレバ」
戸惑っている倫子に、またタラとレバーの幻覚が話しかけてきます。しかし、そうは言われても今の状況を見るに、倫子には遊ばれたようにしか思えません。
「倫子さん・・・」
「本当は分かってるんレバ?」
「なぜ彼が自分から倫子さんに迫ったのか」
「それって・・・」
「もしかして・・・」
「そうタラ・・・」
タラとレバーの言葉に期待が高まっていく倫子ですが・・・
「恋・・・」
「魔が差したんタラ」
ズドーンとその期待は裏切られてしまいます。
カラオケ
また呑んべえでグデングデンになるまで飲んだ倫子。
「いや~しかし」
「まさかあんな小僧に遊ばれるとは・・・」
小雪たちに抱きかかえられながら、今度はカラオケへと向かいます。
「でも・・・」
「何もないよりゃマシじゃない」
香がそう言って、倫子を慰めます。
何かあっただけマシ。誰かも相手にされないよりはマシ。過ちの相手がイケメンだったけマシ。目の前を歩く女より顔をスタイルもマシ。やりたい仕事でメシがクエてるよりマシ。40オーバーの独身女よりは全然マシ。
次々と、マシなことを思い浮かべていく倫子。
(でも)
(いくら「マシ」を数えたって)
(私の人生全然幸せじゃない)
結局、たくさんのマシよりも、たった1つの愛に満たされていだけなのだと、倫子は再確認してしまいます。
KEY
呑んべえへとやってきたKEY。しかし、この日は早目の店じまいで、小雪のお父さんがちょうど暖簾を下げています。
「おい兄ちゃん!」
「おまえっ」
「あのっ・・・」
「小雪ちゃんの友達のおかっぱに手ぇ出したらしいなっ」
KEYの姿を見つけて、山さんが怒鳴りつけます。
「へえ・・・」
「そんなこと言ってました?」
「カラオケってどこですか」
「一瞬だけ顔出して来ます」
場所を聞くと、KEYはスタスタとカラオケへ向かって歩いて行きます。
「行った・・・」
「大将!」
「アイツ男みせたよ」
「責任取ってあのおかっぱを・・・」
そのころ、ちょうどカラオケを出て行こうとしている倫子達。そこへスッとKEYが現れ、今朝は用事があって先に帰ってしまったことを謝ります。
「どうしても」
「あんたに行っときたいことあって」
「あのさ」
「昨夜のことなんだけど」
静かな声で倫子に語りかけるKEY。倫子は頬を赤らめ、期待値が上昇していきます。
「昨日の今日でべらべら人に喋ってんじゃねーよ」
「今日はオレの話で盛り上がったんだろ?」
「オレとやったって話で」
「最低だよアンタ」
一転、KEYが厳しい口調で怒鳴りつけます。
ズドーンとショックを受ける倫子。自分はぬるま湯に浸かりすぎて、恋の戦場のルールすら忘れてしまっていたことを痛感します。
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