東京タラレバ娘6話のあらすじです♪
6話はコミック2巻に収録されています。
東京タラレバ娘2巻6話のあらすじ【ネタバレ注意】
香
1人でモグモグと回転寿司を食べる香。
(出会いがないとボヤき続けて早10年)
(例えばこんな風に)
(季節のおすすめのネタみたいに)
(私におすすめのいい男が皿に乗って回ってくればいいのに)
香が昼ごはんを済ませお店へ戻ってくると、倫子がネイルをしてもらいにやってきます。
両手を差し出し、ズーンと死体のように精気のない倫子。
「香はさー・・・」
「なんであのバンドマンと結婚しなかったの?」
「だからその大昔の話やめて」
倫子は香の元彼のことを聞こうとしますが、香はあまり話したくようです。
「大昔って・・・」
「そんなに前だっけ?アレ?」
「アンタが早かさんに告られたのと同じ10年前よ!!」
倫子は、その事実に驚愕。よく考えてみると、自分たちの色粉沙汰の記憶は、10年ぐらい前のことばかりです。
回想
バンドマンだった元カレの涼を思い出す香。
「香」
「オレと付き合ってよ」
「涼ちゃん・・・」
ハタチのころ涼から告白され、付き合い始めます。
しかし、経済力ゼロの夢追い人を健気に支える気にはならず、5年ほどで別れてしまいます。
(もし涼ちゃんが音楽で成功してたら)
(こいつみたく若いうちに売れっ子になってれば)
(私たぶん結婚してたのに)
涼と一緒に暮らし始めてしばらくは毎日が楽しかった香。しかし、何年たっても涼が売れる日はやってきません。
そんなころ、勤務先と同じビルの美容整形外科医に目移りしてしまいます。涼に携帯を見られて、医者とのことを知られてジ・エンド。
(あとから回ってきたウニに気を取られて)
(アジをスルーして)
(でも)
(よく考えたら)
(あたし別にそこまでウニ好きじゃなかったなって)
(あとから気づく)
ライブ
この前 倫子が外された企画の主題歌を歌うバンドのライブに関係者が招待され、早坂さん→マミ経由で倫子も誘われてしまいます。
もう極力KEYに関係するものには関わりたくないものの、マミに押し切られて香や小雪も一緒に行くことになってしまいます。
「あっ」
「きたきた」
ライブが始まり、浮かれるマミ。すると、出てきたバンドのギターを見て、香の顔色が変わります。
「どいてっ」
マミを吹き飛ばし、関係者席の最前線から身を乗り出す香。
「りょう・・・」
「ちゃん・・・」
(皿がもう一回まわってきた)
楽屋
ライブが終わると、倫子たちはバンドの楽屋に挨拶に行くことに。
香は期待と緊張でドキドキしながら、部屋へ入っていきます。
「香・・・?」
香の顔を見て、唖然とする涼。香が成功したことを祝福すると、涼は涙を滲ませながら近づいてきます。
「香・・・」
「ずっと連絡しなくてごめん」
「良かった・・・」
「また会えた・・・」
「香に・・・」
「また会えた・・・」
「愛してる」
「愛してるよ香」
涼が思いっきり香を抱きしめ、香は幸せで涙が溢れてきます。
ガチャ
「涼~」
「打ち上げ行くよ~」
「あらまたファンの人にハグしてあげてんの?」
「涼やっさしー」
そこへ若くてキレイな女性が入ってきます。なんとモデルで、涼の彼女のようです。
タラレバ
天国から地獄へ叩き落される香。
(取り逃した皿は次の人が取る)
(そんな簡単なこともわかっていなかった私)
(ミュージシャンは歌うように簡単に『愛してる』と言う)
(私のレーンにはもう皿が乗ってない)
香が呆然としていると、いつも倫子が見ているタラとレバーの幻覚が話しかけてきます。
「思い知ったかこのやろう」
「時間の流れは回転なんてしないんタラ」
「レーンは一方向に進む」
「時間は絶対巻戻らないんタラ」
香は、若い頃 平気で捨ててきたものが、今となっては絶対に手に入らないものだったと痛感します。
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