別冊少年マガジン2016年4月号のトモダチゲーム29話のあらすじと感想です♪
29話はおそらくコミック7巻に収録。7巻の発売日は2016年6月ごろだと思います。
トモダチゲーム7巻29話のあらすじ【ネタバレ注意】
電話
「天智・・・その3人の中に嘘の証言してるヤツがいるぞ・・・」
「よく思い出してみろ・・・」
「オレたちが今までにやってきたことを」
友一からそう言われるものの、全く見当がつかず取り乱してしまう天智。そして、友一が嘘をついている人物の名を告げようとした時・・・・・・
プツリと電話が切れてしまいます。病院からかけていた電話のコインが切れてしまったようです。
心木が誰のことか分かったか訊ねますが・・・
「全然わからない・・・」
と、絶望する天智。
友一とクロキ
肝心なことは伝えることは出来なかったものの、天智なら嘘を暴けると信じて疑わない友一。裁判の方は天智に任せ、自分はトモダチゲーム運営局によって捕らえられているクロキに尋問へと向かいます。
「お前・・・誰の指示でトモダチゲームを騙った?」
クロキと対面するなり、恐ろしい顔で迫る友一。渋るクロキに、やられた右手で見せつけながら・・・
「今話さなかったら」
「今この場で消すって言ってんだよクロキ」
と、散々脅した後、話せば無罪放免というエサをチラつかせると、クロキはあっさりと話し始めます。
「お・・・俺に・・・」
「指示を出していたのは・・・」
「・・・・・・」
「・・・なんで」
「そんなヤツの指示に従ったんだ?」
クロキから黒幕の名を聞き、唖然とする友一。クロキがカネ目的だったことを伝えると、その受取方法を聞き出します。
裁判
4日目と5日目の裁判に姿を見せなかった天智。しかし6日目、自信満々の顔で天智は現れます。
開廷するなり、証人たちに嘘を付かないという宣誓をさせる天智。
「はい・・・」
「これで・・・以降嘘を話せば罪になるのでご注意を」
はじめにマナブが「普通の裁判と同じように進む」と言った言葉を逆手にとる天智。そして、天智は改めて3人の証人に、証言を促します。
再度3人の話を聞いた天智は・・・
「この中で・・・」
「嘘の証言をしているのは・・・」
「池市亮介さん・・・」
「あなたですね!」
根拠
天智が嘘だと断言したのは、妹を妊娠中絶させたと言う池市亮介の証言。
友一に言われた通り、この2日これまでやってきたことを必至に考えてみた天智。そして、第2ゲームの「陰口スゴロク」で、四部が口にしたことを思い出します。
「俺には調べられて困るようなことは一つもない!」
自信たっぷりにそう言い切った四部に、過去にやましいことがあるとは考えられません。もちろん妊娠中絶にも何の罪悪感も感じない最低のクズだという可能性もありますが・・・
「四部はバカで・・・」
「スケベで・・・」
「短絡的だが・・・」
「女を本当に傷つけて何も感じないほどの最低のクズなんかじゃない」
「・・・たとえ世界に一人であっても俺は・・・俺だけはそうだと信じてやりたいんだ」
モニター越しに裁判の様子を見せられている四部の目から、ボロボロと涙が溢れます。
それでも、それだけでは嘘の証明になっていないとツッコむマナブ裁判長。しかし、天智は四部の中学時代の同級生に話を聞いて、四部が女子を妊娠させることなどできないと断言します。
「なぜならあいつはまだ”童貞”だ」
キッパリと言い切る天智の言葉に、一同唖然。心木は真っ赤に。
「やったな天智よく1人で辿り着いた」
「俺も・・・・・・四部は絶対に童貞だと思ってたよ」
「友一!!」
トモダチゲーム7巻29話の感想【ネタバレ注意】
天智の言葉に四部はメチャクチャ感動してたのに・・・・・・最後にあんなオチが着くとは(笑)
まあでも、あの大バカで底抜けに脳天気な四部が裏切り者とは、どうしても思えないんですねえ。天智も四部を信用しているようですし。
それと、天智なら必ず嘘を見破ると信じて疑わなかった友一と、友一の言葉を信頼して、それを手がかりに嘘を突き止めた天智の2人の間にも、あらためて強い絆を感じました。
なので天智と四部は裏切り者ではないとことでいいのかな? そうすると、残りは志法と心木。今のところ怪しいのは志法ですが、心木もクロキから友一を庇おうという素振りが全然なかったし、まだ信用できませんね。
もう大分5人の関係や本性が見えてきましたが、次は何が出てくるのかとても楽しみです♪
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