別冊少年マガジン2016年7月号のトモダチゲーム32話のあらすじと感想です♪
32話はおそらくコミック7巻に収録されると思います。
トモダチゲーム7巻32話のあらすじ【ネタバレ注意】
天智と花宮
「・・・よかった」
「私が・・・三笠君の役に立てて」
頬を紅らめ、嬉しそうにつぶやく花宮。天智を信じて全く疑ってもいないようです。
そんな花宮を見て、天智に罪悪感が生まれます。
「ちょ・・・ちょっと待って!!」
「ごめん・・・本当にごめん」
「オレは君に嘘をついている」
花宮を騙している自分に我慢ができず、嘘をついていることを打ち明けてしまう天智。花宮は何が嘘なのか訳が分からず説明を求めますが、天智はひたすら忘れてくれるようお願いします。
「やっぱり私なんかじゃあなたのパートナーにふさわしくないんだ!!」
自分が天智から信頼されてないと感じた花宮が、天智に怒鳴りつけます。
しかし、結局何も話さぬまま花宮に帰ってくれるようお願いする天智。花宮は悲しい顔をして帰っていきます。
友一と天智
「天智!!」
「てめぇ・・・自分が何やったかわかってんのか!?」
全てを台無しにした天智にキレて、首に掴みかかる友一。しかし、天智は自分には花宮を騙すことなどできないという気持ちを伝えます。
「なんだそりゃ!!」
「お前はちょっと前まで散々オレたちを騙してきただろ!」
友一がそう言って天智を投げ飛ばします。
あの時は全員が疑心暗鬼で互いに疑いの目を向けていたものの、花宮の目は違ったという天智。
「あの目は・・・」
「オレを全く疑ってない目・・・」
「あれは昔のオレと同じ目だった」
「友達を信じる・・・信じたいと思っていた頃の」
そう言って、天智はツラそうに顔に手をやります。
天智の姿を見て、とりあえず少し落ち着いた様子の友一。しかし、四部のことはどうするのか訊ねます。
「一つだけ方法がある・・・」
「・・・かもしれない」
そう言って、天智は自分に任せてくれるようお願いします。
教室
教室で、黒板に四部の下品な絵を書いてからかっているクラスメイトたち。
「もういいだろ・・・」
そこへ天智がやって来て、クラスメイトを止めます。そして、変な目で見つめるクラスメイト達に、改まった様子で話を聞いてくれるようお願いします。
「四部は無実なんだ・・・!」
天智が訴えかけるものの、みんな妊娠の話はデマだと分かっていても、修学旅行費の件までは信じられません。
しかし、四部が盗んでいないという証拠があるという天智。
「だって・・・」
「修学旅行費を盗んだのはオレだから・・・」
天智はそう言って、集金袋を差し出します。
クラスメイトの反応
一瞬、信じられないものの、すぐにワナワナと怒りが湧いてくるクラスメイト達。
「ふざけんなっ」
クラスメイトが天智を殴り飛ばします。
盗んだ理由を追求してくるクラスメイト達に、それは言えないとひたすら頭を下がる天智。そして、四部を助けるために一人7万円出してくれることをお願いしますが、もちろん誰も納得するわけがありません。
出してもらったお金は返すという天智。
「オレは今日で高校を辞めるよ」
T大に言って弁護士になる夢を諦めるという天智の決意に、クラスメイト達は動揺。そこまでする天智にタダ事ではない雰囲気を感じます。
「ねぇ・・・花宮さんはどう思う?」
結局、皆どうしていいか分からず、このクラスのリーダーである花宮に判断を仰ぎます。
「わ・・・私は・・・」
「私はお金を渡すべきじゃないと思う」
心の中では動揺しつつも、キッパリと言い切る花宮。本当は天智のことは助けたいものの、何もしらないクラスメイト達を巻き込むことはできません。
この瞬間、天智は全てが終わったことを察します。
一方そのころ友一は・・・なぜか下着姿のゆとりに、スマホのカメラを向けています。
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