私たちはどうかしている63話のネタバレ

BE LOVE 11月号の私たちはどうかしている63話のネタバレです。

文字のネタバレですが、見たくない方はご注意ください。

私たちはどうかしている63話のネタバレ

由香莉と多喜川

子供のころ、いつも1人ぼっちの多喜川を誘って一緒に遊んでいたことを思い出す由香里。

すると、ちょうどそこへ多喜川がやってきます。

「満足したの?」
「由香里」

感情の赴くまま七桜に危害を加えた上に、武六会の人たちの前で光月庵に難癖をつける始末。

由香里のやったことは訴えられてもおかしくありません。

そんなことをするほど自分を想ってくれてるなら、家も旅館も何もかもを捨てて2人でどこかへ行ってしまおうと多喜川は由香里を誘います。

多喜川の言葉に、驚いた表情を浮かべる由香里。

しかし、長谷屋も家族も、全てを捨てることを考えると由香里はゾッとします。

どうせ多喜川だってそんなことをできやしない、そう言って誤魔化そうとする由香里を、多喜川は見下すように見つめます。

「うん」
「由香里はそう言うと思ってたよ」
「だから」
「由香里とは一緒にいられないんだ」

七桜と椿

お菓子を作っている七桜を見ながら、椿は七桜の頭の傷を心配します。

一歩 間違えれば取り返しのつかないことになっていたはず。

椿はそんなことをしでかした長谷屋との取引など切り捨てればいいと言うものの、七桜の考えは違います。

長谷屋とは400年もの途方もなく長い付き合いがあり、それは七桜には想像もつきません。

困った時はお互いに助け合い、いい時も悪い時も一緒に乗り越えてきたはずだという七桜。

先祖代々ずっと繋いできた特別な縁。

「そんな縁を」
「簡単に切るなんてできない」

七桜の真摯な表情を、椿がジッと見つめます。

とは言うものの、自分でもどうかしていると思う七桜。

由香莉にどんなお菓子を作ったらいいか見当もつかず、命もいくつあっても足りない気がしてきます。

そんな七桜の頭を優しく抱き寄せると、椿は額と額をくっつけます。

「しかたないから手伝ってやる」
「つきあえるのは俺しかいないからな」

そう言って、椿は七桜のお菓子作りを手伝い始めます。

それから、2人がどうやって由香莉が納得するお菓子を作るか頭を悩ませていると栞がやって来ます。

「あ」
「あの」
「私にすこし時間をいただけないでしょうか」

真剣な表情で栞が訴えます。

長谷屋

数日後、客として長谷屋の喫茶を訪れる栞・七桜・椿の3人。

すると、3人を由香莉が出迎えます。

「ようこそお越しくださいました」
「どうぞ ごゆっくりお過ごしください」

七桜たちに向かって、当たり前のように頭を下げる由香莉。

喫茶から、宿泊客への由香莉の対応を見ていると、優しく細やかの気遣いを見せています。

普段と女将の時の由香莉の違いに、椿たちはビックリしてしまいます。

しかし、そんな由香莉の働き具体を見ていると、椿達はあることに気づきます。

由香莉は長谷屋の中の人間にはとことこん優しく、従業員に華をもたせ、1人で抱え込んだりせず、皆で長谷屋を作り上げているのが分かります。

(私たちに)
(足りないこと)

ギュッと手を握りしめる七桜。

その時 七桜は作りたいお菓子の姿が頭に浮かびます。

由香莉と栞

しばらくして、七桜たちは帰っていきますが、栞は1人残り、由香莉と話をします。

先ほどまでとは打って変わって厳しい顔をする由香莉。

二度も椿にひどくあしらわれ、顔には一生の傷まで作り、どうして栞は平気で一緒にいられるのかキツく問い詰めます。

そんな由香莉に対し、栞は椿を好きだったことを後悔していないこと、勝手に椿に理想を見てしまい、本当の椿を知ろうとしていなかったことを伝えます。

そして、由香莉の顔をじっと見つめる栞。

「お姉さんも」
「そうじゃないの?」
「自分を嫌いになる好きは」
「つらいだけだよ」

栞の言葉に、由香莉はハッとします。

子供のころ、やりたいことはやらせてもらえず、苦手なことをさせられては いつも叱られていた由香莉。

しかし、いつも独りでいた薫と遊んであげると、みんなに褒められて嬉しくなり、ずっと一緒に遊んであげると約束します。

(だから)
(由香莉とは一緒にいられないんだ)

この前、多喜川に言われた言葉を思い出し、由香莉は悲しそうな目をします。

後日

しばらくして、七桜と椿は由香莉のために作り上げたお菓子を納めに行きます。

それは、一本の紐が水引のように結ばれた形をしたお菓子。

七桜たちはそれを「あわじ結び」と名付けます。

水引の結びには祈りの意味があり、その中でもあわじ結びは一度結ぶと解けないので、縁が長く続くようにという願いが込められています。

家族の縁、お客様との縁、従業員との縁、そして日々の縁を何より大切にしている長谷屋をイメージしたお菓子だという七桜。

七桜の説明を受けると、由香莉はしばらくの間「あわじ結び」をジッと見つめます。

そして、由香莉はしっかりと味わうように「あわじ結び」を口にすると、来月からこのお菓子を納めてくれるようお願いします。

由香莉の反応にパアッと顔を明るくする七桜と椿。

しかし、七桜たちが帰ろうとしていると、由香莉が顔を曇らせポツリとつぶやきます。

「あわじ結び」
「どうして薫さんもあなたも」
「あなたのお母さまのこと信じ切っていたのかしら」
「水引は」
「結び方ひとつで意味が違ってくる」

意味深な由香莉の言葉に戸惑う七桜たちに、由香莉は何か見せたいものがあることを伝えます。

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