花とゆめ2015年20号の暁のヨナ112話のあらすじと感想です♪
112話はおそらくコミック20巻に収録。
20巻の発売日は2016年3月18日です。
暁のヨナ20巻112話のあらすじ【ネタバレ注意】
斉国
馬車の中で目を覚ますヨナたち。そして、馬車から降りると砦を建設する労働者たちとそれを監視する兵士たちの姿が。兵士によるとここは斉国で、砦を作るためにたくさんの奴隷が集められているようです。
シラッとした顔で一緒にやって来ていたツバルにヨナがどういうことが問いただします。ツバルこそがリリが捜していた麻薬商人で、息子が行方不明というのも邪魔なリリを誘い出すための嘘だったようです。
持ち物は全て取り上げられるヨナたち。
(荷物の中にはあの簪もあったな・・・)
ハクに貰った簪が取り上げられて悲しげなヨナ。しかし、こんなことにヨナを巻き込むことになり、泣き出してしまうリリを慰め、ここで耐えながら情報を集めることにします。
(今はハクやキジャ達はいない)
(リリが居てくれるから私がんばれる)
(私がリリを守るんだ・・・!!)
薬
ケガ人たちに兵士が薬といって飲み物を渡していきます。これを飲むと少し体が軽くなるという奴隷たち。リリも勧められて飲もうとしますが・・・
「リリだめっ」
リリの手をヨナが払います。
「麻薬よ」
どうやらこれは薬ではなく麻薬入りの酒のようです。他の奴隷たちにも飲むのを止めるように言いますが、誰も聞きません。
ツバルに自分たちはこんなもの飲まないと宣言しますが・・・
「ご勝手に」
「でも・・・」
「ここでは水の代わりにそれを出すの」
「こんなカラカラの場所でいつまで耐えられるかしらね」
面倒くさそうに呟くツバル。
灯水町
ヨナ達がいなくなったことに気づいたハクたち。シンアが見つけた怪しげな男たちを拷問し、ヨナたちが国境周辺の砦の建設のために攫われたらしいことを知ります。
さらなる情報を聞き出そうとするものの誤魔化そうとする男にハクは・・・
「答えねえと脚をへし折るが」
「いいか?」
冷たい表情でそう言い放ちます。
やっと正直に答える気になった様子の男たち。砦の目的は防衛と水の部族への攻撃。さらに、奴隷たちには水のかわりに麻薬入りの酒が与えられていることを伝えます。
それを聞き恐ろしい顔へと豹変する四龍たち。
「君達は」
「龍の逆鱗を知っているかい?」
「姫様に何かあれば」
「如何なる国でも焦土にする事を厭わぬぞ」
砦は二箇所あるらしくハクたちは二手に分かれ、ヨナとリリを探しだすことになります。
暁のヨナ20巻112話の感想【ネタバレ注意】
んー、今回はとんでもないことになっちゃいましたね。まあ、無事だったけマシな気はしますが。
軍の大群でもない限り普通の人間に四龍たちの相手ではないと思いますし。ヨナの言う通り、かえってもともとの目的だった麻薬の流通経路を潰すことに近づいたような。
ただ水が飲めないというのは辛いですね。水なしでは数日も持たないんじゃないかなあ。それまでにハクたちがヨナのもとへたどり着けるかどうかの勝負になりそうです。
なんとかハクたちが来てくれることを信じて耐えてほしいと思います♪
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