花とゆめ2016年3号の暁のヨナ117話のあらすじと感想です♪
117話はおそらくコミック20巻に収録。
20巻の発売日は2016年3月18日です。
暁のヨナ20巻117話のあらすじ【ネタバレ注意】
ホマツの砦
ヨナの敵であるスウォンを見た途端、龍の手を出し、敵意むき出しになるキジャ。それを見て、兵士たちが警戒を強めます。
しかし、そんな中スウォン本人は落ち着いた様子。キジャは、ヨナの敵が目の前にいるというのに、なぜか手が動かせません。
キジャの手に触れ、何者か正体を訊ねるスウォン。キジャは、問われるままに、緋龍王に仕える四龍であることを答えます。
「あなたが仕える緋龍王とは」
「誰ですか?」
「そなたもよく知っている御仁だ」
顔色が少し変わるスウォン。しかし、何事もなかったかのように去ろうとします。スウォンの態度のキジャは少し拍子抜け。
「緋龍王はこの国を統べる真の王」
「それはそなたではないと言っておるのだぞ?」
スウォンが、キジャの方へ振り返ります。自分は玉座に座りたいわけではなく、この国を他国に侵されない強国にしたいだけだというスウォン。
「あなたがたの存在は興味深いし否定もしませんが」
「必要ともしていません」
「私が欲しいのは神の力ではなく」
「人の力なのだから」
そして、ここにはリリがいないと分かったスウォン達は、もう片方のクシビの砦へ向かうことにします。
キジャとシンア
スウォン達が去り、その場へ残されたキジャとシンア。キジャは、シンアにどう感じたか訊ねます。嫌な感じはしなかったというシンア。
「あの者が纏う空気は静かなのに強く」
「目が素通り出来ぬのだ」
「姫様の敵だというのに」
「私は」
「迷いのない真っ直ぐな瞳が」
「姫様に似とるとさえ思ってしまった」
ヨナとリリ
逃走中、休憩を取るヨナとリリ。リリはもう限界のように見えます。ヨナがリリを休ませ、水を探しに行くと、なんと斉国の軍隊が歩いていくのを見つけます。
「ヨナどうし・・・」
「・・・っ」
ヨナの様子を見に来たリリ。しかし、リリの発した声で、兵士に気づかれてしまいます。
矢を射かける兵士達から慌てて逃げるヨナたち。しかし、矢で負傷を追ったヨナが動けなくなってしまいます。
1人で逃げろというヨナの言葉を無視し、ヨナを抱えていくリリ。リリは力もないのにヨナを巻き込んでしまった自分の愚かさを痛感します。
(ほら休んでる場合じゃないでしょう?)
(泣く余裕がまだ残ってるじゃない)
(これでヨナを守れなかったら)
(死んだって許されないんだから!!)
リリの行動
ヨナをくぼみに寝かせ、葉っぱをかけるリリ。
「ヨナをよろしくね」
リスのアオに声をそう声をかけると、ヨナの額にキスをします。
「さよなら」
「今までありがとう」
突然兵士の目を引きように走りだすリリ。ヨナはリリの行動に驚き、追おうとしますが足が動きません。
(足が動かない・・・!)
(こんな時に・・・!!)
(お願い動いて)
(お願い・・・!!)
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