花とゆめ2016年12号の暁のヨナ123話のあらすじと感想です♪
123話はおそらくコミック21巻に収録。21巻の発売日は2016年8月19日です。
暁のヨナ21巻123話のあらすじ【ネタバレ注意】
夜中
「ハクに触れたい」
「・・・え?」
ボーッとハクを見つめるヨナ。しかし、突然ばふっと頭から煙が出てきます。
(何を口走っているの私は!!??)
冷静になると、とんでもなく恥ずかしいことを言っていたことに気づき、狼狽しまくるヨナ。
そんなヨナの額にハクがそっと手をやります。
「熱は・・・ないな」
今度は自分の額に手をやるハク。
(ひょっとして熱があるのは俺・・・?)
今度は耳をすませるハク。
(もしかして幻聴・・・?)
長年患った片想いの弊害で、自分の耳や頭が信じられなくなっているようです。
よく分かっていない様子のハクを見て、とりあえず一安心するヨナ。改めて、少し話をしたいことを伝えます。
ヨナvsハク
「あっち座ります?」
「うん・・・」
ヨナはハクの差し出した手を取ろうとしますが・・・次の瞬間、伸ばしかけた手をバッと引いてしまいます。
(いっ今気付いたんだけど私・・・)
(大分お風呂に入ってない!!)
訳が分からず、再びヨナに手を伸ばすハク。しかし、またもヨナがバッとその手をかわわします。
ハクはよく分からないまま意地になって手を繰り出し続けますが、ヨナがヒラヒラと全てかわします。
「何だよ!!」
「話するっつったから手ェ引こうとしただけだろ!?」
「オレは近寄る事すら許されねーのかよ!!」
「つかオレの速さについてってるあんたすげェな!!」
とうとうブチ切れてしまうハク。
「や・・・私」
「今たぶん」
「臭うから・・・」
ヨナは恥ずかしそうに、しばらくお風呂に入ってないことを説明しますが・・・
「は??今更?」
「もう一回言うぞ今更??」
これまでも、そうそうお風呂に入れることなどなかったのに、今更そんなことを言われて訳の分からないハク。近寄ろうとしないヨナをムリヤリ引っ張りますが、やはり激しく抵抗されてしまいます。
「オレがいいっつってるでしょうが」
「つかオレの力に拮抗するとはあんた本当すっけぇな!!」
変なとこに感心してしまうハク。
「ったく・・・!」
ハクがグイッと引っ張り、とうとうヨナはハクの胸の中へ。
密着するふたり
ヨナは放してくれるよう必死にお願いしますが、ハクはギュッと抱きしめたまま放しません。
(しっ心臓がどうにかなりそう)
臭いを気にして恥ずかしがるヨナを、おかしそうに見つめるハク。しかし、ふとヨナの瞼が腫れ、足もケガしていることに気づきます。
「平気よ大丈夫」
「謝らないでねハクのせいじゃないんだから」
申し訳なさそうなハクを見て、あわてて擁護するヨナ。そんなヨナに、ハクがポツリとつぶやきます。
「ほんと・・・」
「かっこいいなあんんた」
「あんたみたいな格好いい女見たことねぇよ」
「えーっやったぁ嬉しい!」
ハクに褒められて、ヨナはなぜか大喜び。
「・・・まあ今日のあんたは突然の綺麗好きでまるで女子みたいですけどね」
「女子です」
突然の変化に自分でも戸惑うヨナ。ハクといると呼吸が苦しくて、言葉を紡ぐのも怖くなってしまいます。しかし、それでも近づきたいという衝動が抑えられません。
向き合うふたり
先ほどまでのヨナをからかうような態度とは打って変わり、悲しそうな顔になるハク。
「・・・とにかくあんたが無事で本当に良かった」
「人が消えると噂の町で」
「なぜ会ったばかりの人間を信用し側を離れたのか」
「己の考えが甘すぎて嫌になる」
ハクはどっぷりと自己嫌悪に陥ってしまいます。
「誰のせいでもないよ」
「優しくしてくれた人を疑うのは」
「とても苦しい事だから」
と、全く自分を責めようともしないヨナの態度に、ハクはますます悲しそうな表情に。
(何度裏切られてもあんたは信じることを諦めない)
「・・・苦しくてもどうか自分を大事にして下さい」
ハクはそう言うと、ヨナの服の裾をギュッと握りしめます。
(返そうと思っていたの)
(時が来たら)
(父の命に従っていたお前に)
(自由を)
(どうしよう)
(その時が来ても)
(私)
(きっとハクを手放せない)
暁のヨナ21巻123話の感想【ネタバレ注意】
少女漫画か(゜o゜; という感じの今回のお話でした。まあ、少女漫画なんですけどね(笑)でも、今まで恋愛要素がほとんどなかったので(笑)
相手を意識し出した途端、それまで通りではいられなくなることってありますね。正に今回のヨナがそんな感じで、とてもかわいかったです♪
ヨナはホントはまだまだ少女と呼ばれる年齢なんですよね~ あんなことがなければ、お姫様としてずっと穏やかな日常を送っていたはずですし。
突然、波乱万丈の人生を送ることになってしまったヨナが、また恋を意識できるようになってホントによかったなあと思います。このままハクと結ばれると嬉しいです。
でも、何となくハクに何か起こりそうで怖いです。結局、なぜハクがこんな夜中に起きていたのかも分かりませんでしたし。
この前は、薪を集めにいこうとしてたと言ってましたけど、取ってつけたような言い訳に聞こえたました。でも、ホントにそうであって、ハクに何もなければいいんですけど。
せっかくヨナととても良い感じになってきたので、このまま二人がずっと一緒にいられることを祈ります。
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