暁のヨナ27巻156話のネタバレ感想
花とゆめ2018年9号の暁のヨナ156話のあらすじと感想です♪
156話はおそらくコミック27巻に収録されると思います。
暁のヨナ27巻156話のあらすじ【ネタバレ注意】
火の部族領
戎帝国の部隊に攻め込まれた火の部族領。
圧倒的な兵力差の前に、火の部族の兵士たちは次々と討ち取られていきます。
(彩火城から将軍が来るにはまだ時間がかかる)
(加えてこの兵力差)
(スウォン陛下の信頼を失うわけにはいかないのに・・・!)
(無念・・・!!)
キョウガ将軍が敗戦を覚悟したその時・・・・・・
突然 戎帝国の部隊がはじけ飛んでいきます。
戎帝国の部隊の中で暴れまわっているのは数人の男達。そして、離れた場所から、1人の女が弓で男達を援護しています。
(誰だ?)
(何故我々に加勢する!?)
(そしてあの異形の者たちは何だ?)
(あの姿はまるで)
思わなぬ援軍のせいで、戎帝国の部隊は総崩れに。
そして、次々と撤退を始めていきます。
「異形の力を持った者たちが俺らを助けてくれたんだ・・・!」
「赤い髪・・・」
火の部族の兵士たちは、自分達を救ってくれた者たちの姿を見つめます。
戦場へ駆けつけたのはもちろんヨナ達。ヨナ達は戎帝国の部隊が撤退したのを確認すると、すぐに自分達も引き上げようとしますが、火の部族の兵士たちに取り囲まれてしまいます。
「四龍・・・」
「あなた達は」
「白き龍の爪」
「空翔ける緑の龍」
「目隠しの青き龍・・・」
どうやら伝説の四龍と赤い髪の女の噂は、今や各地に広がっているようです。
キョウガ
四龍達のところへキョウガ将軍がやってきます。
キョウガは窮地を救ってくれた礼を言おうとしますが、四龍に混じるハクの姿に気づきます。
(なぜ・・・)
(ではまさか)
(あそこにいる赤き髪の女は)
(ヨナ姫!?)
死んだはずのハクとヨナが生きていることに驚くキョウガ。
「聞きたいことがある」
「全員で彩火城へ来てもらおう」
キョウガはヨナ達を連行することに。
「お待ち下さい兄上・・・」
そこへテジュンがあわてて、駆けつけてきます。
テジュンがヨナ達をかばおうとしますが、それにキョウガは激怒。
「なぜ姫が生きていることを報告しなかった?」
「お前は以前から私に無断でこの者たちと繋がっていたのだな?」
テジュンは、以前ヨナ達が火の部族領を救ってくれたことを説明しようとするものの、キョウガは聞く耳を持ちません。
「父上が何をしたか忘れたのか!?」
「私はこれから火の部族を守るため」
「一生をかけてスウォン陛下にお使えすると決めた!!」
「不審な行動は一つでもあってはならない!!」
「お前は私を裏切っていたのだ!!」
キョウガが怒鳴りつけると、テジュンの顔色が変わります。
「・・・これが裏切りというのなら」
「それでも私はかまいません・・・」
「私を正しき道へ導いてくださったのはヨナ姫です」
ジッとキョウガを睨みつけるテジュン。
「誰が何と言おうと」
「たとえ兄上でも」
「ヨナ姫に手出しは許さない」
ヨナとキョウガ
「前に式典で顔を合わせたことがあったわね」
「キョウガ将軍」
そこへ、それまで離れた場所にいたヨナが割り込んできます。
「スウォンは私達が生きていることは知っているわ」
「殺したければいつでも出来るし貴方1人で焦る必要はない」
キッパリとそう言い放つヨナ。
ただのお飾りだと思っていた小さな姫の変わりように、キョウガは驚愕します。
「赤い髪と四龍・・・伝説通りだ」
ヨナ達の姿を見つめながら、ひとりの兵士がつぶやきます。
「伝説の四龍と赤い髪の・・・」
「王家の血を引くヨナ姫が」
「我々火の部族を救ってくださったんですよ・・・!」
「まるで・・・」
「天が緋龍王を我々に遣わせれたみたいに・・・!」
伝説を目の前にして、兵士達は高揚が抑えられない様子。
「彼らに手出しすることは」
「神への冒涜にも等しい行為なのではないですか!?」