花とゆめ2018年10号の暁のヨナ157話のあらすじと感想です♪
157話はおそらくコミック27巻に収録されると思います。
暁のヨナ27巻157話のあらすじ【ネタバレ注意】
火の部族領
キョウガとヨナ達の間に不穏な雰囲気が漂う中、ユンがそこへ割って入ります。
「ねぇっ」
「話し合いは後にしなよ」
「周りは死にかけた兵士だらけだよ!」
見渡せば、周りは傷ついた兵士ばかり。しかし、手当をすれば助かりそうな兵士も多くいます。
すぐにユンが仮設の診療所を設置し、四龍達がその力で兵士たちを運んでいきます。
「ひゃぁあぁ」
「しっしっ四龍ですか?」
「本当に伝説の四龍なんですか?」
伝説の存在におぶわれ、目を潤ませる兵士。
ヨナも兵士に肩をかし、診療所へと運んでいきます。
(この方がヨナ姫・・・・!?)
そんな兵士達の様子を、ジッと見つめるキョウガ。
キョウガは昔 父から、火の部族は神の血を引く誇り高き民だと言われたことを思い出します。
(父上の言葉は嘘だった)
(それでも我が民は)
(心の奥底で緋い髪と龍の戦士に憧れる気持ちが消えないのか)
(我々の君主はあの御方だというのに)
(スウォン陛下に報告しなければ)
(全てを)
緋龍城
この日も緋龍城へやって来て、スウォンと話をしているリリ。
リリは最近スウォンから、帰れと言われなくなったことを不思議に思い、理由を訊ねます。
「貴方が側にいると周囲も私に婚姻話を持ちかけたりしなくなりましたら」
「ここに居てもらった方が私にも都合がいいんです」
どうやら周囲には、スウォンとリリが恋仲だと思われている様子。しかし、水の部族との関係が良好な今、リリと結婚してもメリットはなく、スウォンにその気はないようです。
もちろんリリ自身もそんな気などありません。
「じゃあ他国の姫・・・」
「あっ真国のコウレン姫とタオ姫とか?」
「真国との結びつきのためにそれも1つの手かもしれませんね」
「拒否されそうですけど」
リリの問いに、スウォンは笑って答えます。
そんなスウォンを、ジッと見つめるリリ。
(宗教にも女にも傾倒せず)
(今のところ外交でもきっちり美味しい所 押さえてるんだから)
(王としては理想よね)
(ヨナのことを考えると・・・)
(複雑だけど)
そこへケイシュク参謀が、報告のためやって来ます。ケイシュクに呼ばれて、スウォン達は執務室へ。
去っていく2人の背中を見ながら、リリは考え込みます。
(スウォンが政権を奪ったこと)
(私たぶん納得してる)
(でも)
(私はヨナの味方)
(これって矛盾してるわよね・・・)
スウォンとケイシュク
火の部族領が戎帝国から侵略にあったものの、それを退けたことを報告するケイシュク。
「あと1つ」
「この度の戦場にヨナ姫とハク将軍らが現れ」
「火の部族軍に加勢したそうです」
ケイシュクの言葉に、スウォンはハッとしたような表情を浮かべます。
「・・・加勢したのなら問題ないのでは?」
スウォンはそう言うものの、ケイシュクは納得がいかない様子。
今 各地に赤い髪の少女と四龍が噂になり、民は神を崇めるように思っているという調査結果も伝えます。
「・・・迷信でしょう」
「私は彼らの力を実際に見た訳ではありませんが」
スウォンはどこか気まずそうに、そう答えますが・・・
「問題はそれを噂している民の心です」
「スウォン陛下」
「この国の神を王以外の者が語っているようなものなのですよ」
ケイシュクは厳しい表情で、追求します。
コメント
おおー!いつも楽しみにレビュー拝見しております。いよいよケイシュクさん、出番でしょうかね。あの夜の真相が明かされるのはもうすぐでしょうか!?