花とゆめ2018年12号の暁のヨナ158話のあらすじと感想です♪
158話はおそらくコミック28巻に収録されると思います。
暁のヨナ27巻158話のあらすじ【ネタバレ注意】
テジュンとヨナ達
この日、ヨナ達はテジュンの別荘に泊めてもらうことに。しかし、当たり前のようにヨナとハク達が一緒の部屋で寝ようとしているのを見て、テジュンは断固それを拒否します。
「そういえば」
「・・・以前から言おうと思っていたがハクよ・・・」
「お前3年ほど前に」
「ヨナ姫と自分は将来を誓いあった仲だと言ったが・・・」
「・・・あれは嘘だな?」
この3年の間 色々と調べ、ヨナに婚約者がいないことを突き止めたというテジュンに・・・
「バレちゃしょうがない嘘でーす」
ハクは堂々と嘘をついたことを認めます。
「貴様」
「偽っておいてぬけぬけと・・・」
「この人を好きな気持ちは偽ってねえよ」
まるで当たり前のように言葉を続けるハクに、みな固まってしまいます。
「・・・い」
「いや」
「あまりにサラッと言うんで意識跳んだがそこは別に驚くとこじゃない」
「問題はヨナ姫の気持ち・・・」
そう言って、テジュンがヨナに目をやると、ヨナはカーっと真っ赤になって硬直しています。
「とにかく部屋は別ーーーーーーっ」
ヨナと四龍
となあえず、この日はヨナとハク達は別の部屋に泊まることに。
ヨナが部屋を移動していると、外で大騒ぎする声が聞こえてきます。火の部族が戎帝国を打ち破った上に、伝説の赤い髪の少女と四龍を目の当たりにし、今夜は宴が開かれているようです。
「きゃあっ」
窓から外を見ようとしていたヨナの腕を、誰かがグイッと掴みます。
「貴方は・・・っ」
「ヨナ姫ではありませんか!?」
「おお」
「この御方が」
「まさしく赤い髪・・・っ」
嫌がるヨナに、男達が群がります。
「おのれっ」
「うわああああっ」
龍の腕を出したキジャが、ヨナを掴む男を引き剥がしますが・・・
「こっこれがっ」
「伝説の白き龍っ」
「す・・・すごい」
「この手は作り物ではないのか・・・?」
男達はまるで見世物でも見るかのように、今度はキジャの腕に群がります。
「よせ」
「触るな・・・っ」
四龍達は男達の態度に、迫害されていた時のことが重なり、頭がクラクラしてきます。
「キジャ君!」
ジャハがあてて、キジャを部屋の中へ引っ張り込みます。
どうにか男達を隔離し、ホッと一安心する四龍達。
「何だあれは・・・」
「酔っぱらいか・・・?」
「・・・ここ」
「あんま長居しない方がいいかもな」
空都 城下町
アユラ達と城下町をブラブラと歩いているリリ。すると、目の前の通りをケイシュク参謀が軍を引き連れ、通っていきます。
「きゃあああっ」
ケイシュク参謀の馬の前に、突然マリを落とした女の子が飛び出します。
「アユラ」
「テトラ!!」
リリの掛け声で、アユラ達が飛び出し、無事女の子を救います。
しかし、女の子が飛び出したというのに、全く手綱を引く様子も見せなかったケイシュク参謀に、町の人々は眉をひそめます。
「あんな態度を見ると」
「やはりあの噂は本当ではないかと思うよな」
最近、イル陛下を殺したと思われたいたハク将軍が、ヨナ姫や四龍と共に世直しをしているという噂が都でも広がっている様子。
さらに、イル陛下を殺したのはハクではなく、スウォンではないかという噂までたっているようです。
(ヨナやハクが名誉挽回するのは望むところだけど)
(あなたはよく思っていないはず)
(ケイシュク参謀)
リリは複雑な表情で、去っていくケイシュクの背中を見つめます。
(今日は待ちがうるさいな)
(火の部族にはヨナ姫と四龍がいるらしい)
王となったスウォンの姿を、頭に思い描くケイシュク。
(今やっとここまできたのだ)
(邪魔をするな)
(ヨナ姫)
コメント
ケイシュク参謀、今まで一度も役に立ってないよね
官僚気質というか、裏方仕事をやってるのだろうけど、政治家向きじゃないというか
もう少し、参謀らく華を持たせてもいいというか、ソウォンサイドで一番活躍してないのが不憫
ハクは大胆告白してからグイグイいくようになったね~
……と喜んでいたんですが、今度は高華国に不穏な空気が
これからどうなるんでしょう