花とゆめ2018年16号の暁のヨナ161話のあらすじと感想です♪
161話はおそらくコミック28巻に収録されると思います。
暁のヨナ27巻161話のあらすじ【ネタバレ注意】
採火城
四龍たちが出ていった部屋で震えるケイシュク参謀。先ほどの、まるで人を呑み込んでしまうかのような威圧感を思い出します。
(あんな力を持つ者が・・・)
(今まで)
(この高華国に存在していたというのか・・・!?)
そこころ、ヨナ達は翔んでいったジェハ達と合流するため、城からの脱出を図ります。しかし、すぐにケイシュク参謀の命をうけた兵士達が追ってきます。
すると、葉に覆われた壁からヒラヒラと舞う扇子が。よく見ると、葉の向こう側には穴があり、ヨナ達はそこへ飛び込みます。
「ここか!?」
「む・・・」
「いない・・・」
駆けつけてきた兵士は、穴には気づかず、あきらめた様子。
壁の向こう側にいたのは、テジュンの母イグニ。どうして自分達を助けてくれたのか、ヨナが不思議に思っていると・・・
「わたし」
「テジュンを笑ったあの参謀の思い通りにはさせたくないのです」
そう言って、イグニは悔しそうな顔をします。
「あの参謀がテジュン様を笑ったって?」
「それはムカつくな」
ハクの言葉に、ハッとするイグニ。
「・・・少し気が晴れました」
「ここなら誰も来ません」
「ゆっくりしてらして」
庭園
壁のこちら側は、キレイな花が咲く庭園。しばらくここで匿ってもらうことに。すると、イグニがヨナの顔をジッと見つめます。
「・・・髪の色が違うから」
「あまりピンとこなかったけれど・・・」
「あなた」
「瞳はカシ様に似ていますね」
「カシ・・・」
「私の母上を・・・」
「知っているの・・・?」
思わぬ名前が出ていき驚くヨナ。そんなヨナにイグニは昔話を語り始めます。
若いころ、少し交流があったというイグニとカシ。ヨナが生まれた時には、お祝いに行ったそうです。
その時、シンアが何かを感じて駆け出します。
「ジェハとゼノが危ない」
キジャ達もシンアを追っていき、ヨナもそれに続こうとしますが・・・
「・・・危険です」
「ここは殿方にまかせて・・・」
「女は戦いに行く殿方を見送るのが役目なのだから」
イグニがヨナの手を取り、引き止めます。
イグニの真剣な眼差しをジッと見つめるヨナ。
「ありがとう」
「でも行きます」
「彼らが私のもとへ現れてから」
「私は抱えきれない幸福をもらったの」
そう言って微笑むヨナの顔を見て、イグニは昔カシに言われたことを思い出します。
「イグニ」
「この子には」
「しろと」
「あおと」
「みどりと」
「きいろの守護がついているの」
ジェハとゼノ
翔んでいたところを、ゼノが矢で打たれ、地面へ落下してしまったジェハ達。落ちてきた2人をケイシュク参謀と兵士達が取り囲みます。
2人はあわてて立ち上がり、脱出を図りますが・・・
「待て」
「殺すつもりはない」
「大人しくしていれば手当もしよう」
そう言って、兵士へゼノの腕へ刺さった矢を抜くよう命じるケイシュク参謀。
「!」
「やめろ・・・!」
ゼノが叫びますが、兵士はそのまま矢を引き抜いてしまいます。
すると、痛々しかった傷跡が、グチャグチャと音を立てながら、あっという間に元通りに。
「え」
「傷が・・・」
「消えた・・・」
驚きざわめく兵士達。ケイシュク参謀も青ざめながら、ゼノの腕を掴みます。
(上部な身体を持つ)
(黄金の龍)
(まさか・・・)
(不死の力・・・)
その時、巨大な龍の手がケイシュク参謀を掴みます。
「ぐあっ」
その手によって、投げ飛ばされるケイシュク参謀。
「私の兄弟に触れるな」
ケイシュク参謀の後ろから、キジャとシンアが現れます。
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