花とゆめ2018年11号の暁のヨナ番外編のあらすじと感想です♪
今回の番外編はおそらくコミック27巻に収録されると思います。
暁のヨナ27巻158話のあらすじ【ネタバレ注意】
緋龍城
3年前のこの日、緋龍城では年に1度の武術大会が開かれます。各部族が参加し、優勝を目指します。
特に風の部族では、将軍になったばかりのハクが、将軍として初めて参加することになり大盛り上がり。
観客席では、ヨナがハクの出番を楽しみに待ちながら観戦中。しかし、大会の様子を見て、イル陛下は渋い顔をします。
「・・・ヨナもう下がりなさい」
「武術大会はお前が見るものではないよ」
突然ヨナに退席を促すイル陛下。
「だって父上」
「今年こそ見てもいいって・・・」
「父上っっ」
ヨナが必死に訴えますが、陛下はもう顔すら合わせません。
結局、陛下は聞く耳もたず、ヨナは退席させられることに。
「大会とはいえ」
「暴力は見ていられないな」
「ほら・・・あんな子供がケガを」
イル陛下は、試合中のテウが傷つく様子を見ながら、悲しそうにつぶやきます。
しばらくして、ハクとスウォンが話していると、先程試合をしていたテウがやってきます。
「テウさん先程の試合拝見しましたよ」
「とても良い試合でした」
「無理して褒めないでください」
「オレは負けたんです」
スウォンから褒められたというのにむくれるテウ。そして、そのままヘンデを連れて、稽古に行ってしまいます。
スウォンが困った顔をしていると、今度はジュド将軍がやってきます。
「・・・スウォン様」
「ご無沙汰しております」
スウォンへは丁寧に頭を下げて挨拶をするジュド将軍。しかし、隣のハクをギロリと睨みつけると、何も言わず去っていきます。
ヨナとハク
大会は、いよいよハクの出番に。対戦相手のジュド将軍が試合場で待ちますが、なかなかハクは現れません。
その頃ハクは、ヨナが退席させられたと知り、ヨナの部屋へ。ヨナはひとりシクシクと泣いてします。
「・・・・・・ハク勝った?」
「・・・いやサボった」
ヨナの問いにあっけらかんと答えるハク。すると、ヨナは驚いたように、涙でぐしょぐしょの顔で振り返ります。
「なんで!?」
「何やってるのよ・・・」
試合の方はジュド将軍の不戦勝に。
「ジュド将軍は命拾いしたんじゃないかね?」
「雷獣ハクはイル陛下のお気に入りらしいぞ」
「ヨナ姫の護衛も空の部族のジュド将軍ではなく」
「わざわざ風の部族から呼び寄せているのだから」
観客席では、来賓達が愉快そうに噂話をします。
一方、部屋を出て2人で辺りの出店を周るハクとヨナ。ハクが買ってきたあんまんを、ヨナが嬉しそうに頬張ります。
「試合がみたいならあっちでやってますよ」
「行きます?」
「・・・あんまり興味ない」
「私はハクの試合が見たかったの」
ヨナの言葉に、ハクはキュンと頬を赤らめます。
大会終了後
大会は空の部族の優勝で終了。
「ちくしょー」
「ハク様が不戦敗やらかさなきゃなー」
「風牙に帰ったら問い詰めてやる!」
テウ達は不満でむくれていますが・・・
「あ」
「いい忘れてたがな」
「ハクはヨナ姫の専属護衛に任命されたから」
「風牙には帰らんぞ」
ムンドクの言葉にみな目を丸くします。
「「「なにーーーーっっ」」」
一方、まだ2人でブラブラしているハクとヨナ。
「あ」
「姫さん」
「あそこにスウォン様がいますよ」
スウォンの姿を見て、ヨナはポーッと真っ赤に。
「あー」
「はいはい」
「あんまんで丸々太って可愛い可愛い」
からかうハクをポカッと殴り、嬉しそうにスウォンへ駆け寄っていくヨナ。そんなヨナの姿を、ハクは微笑ましそうに見つめます。
コメント
いつも楽しく読ませていただいてます。単行本が出る前から内容を読んで想像してニヤニヤしたり、、、笑
いつもありがとうございます。これからも投稿してくださるのを楽しみにしています(*^-^*)
ほかの作品だと、過去話やる時、未来ありきというか、成長前のはずの主人公が、なぜか成長後と同じ考え方をしていたりしますが、この作品のヨナは、そういった破綻がなく、そうそう、一巻時点ではこんなだったよなぁと思い起こされて、懐かしい気持ちになれますね